離乳食に卵はいつからOK?卵白・卵黄の量など進め方や注意点、冷凍保存についても解説!
離乳食は月齢によって食べさせていい食材かどうかなど気になることがいろいろありますよね。離乳食に卵はいつからOKなのか、卵白・卵黄の量など離乳食の進め方、卵のアレルギーなどの注意点を解説します。さらに、冷凍保存や、簡単レシピも分かりやすく紹介します。
しっかり火を通す
離乳食完了期に全卵を食べられるようになっても、大人のように半熟卵や生卵が食べられるようになったわけではありません。必ず火を通して食べさせるようにしてください。半熟卵は6歳以上になるまで食べさせないようにしましょう。
初めての卵は平日の午前中に
卵はアレルギーが特に心配される食材の一つです。初めて卵をあげるのは平日の昼間にしましょう。平日の昼間であれば万が一アレルギー反応が出ても、すぐに小児科で診察できるからです。
卵ばかりあげすぎない
卵は赤ちゃんの成長にかかせないたんぱく質を豊富に含む食品です。しかし、過剰に摂取させると栄養が偏ってしまう可能性があります。最低でも2~3日空けて食べさせること、他の食品との栄養バランスを考えることの2点に注意してくださいね。
最初は耳かき1杯分からスタートし、2歳までに全卵の3分の2を食べられるようになっているのが理想ですよ。
アレルギーを避けるため正しい進め方を!
卵アレルギーは、主に卵白に含まれる「オボムコイド」という成分によって引き起こされます(※3)。
もし赤ちゃんが卵アレルギーを持っていたとしても、症状が軽ければケーキやクッキーなどの加工品やしっかり加熱した卵黄から卵を摂取できます。少しずつ卵を体に入れることで体が受け入れてくれるケースは多いですよ。
逆に、アレルギーを恐れて卵を完全に排除すると卵のアレルゲンに触れる機会を失い、初めて口に入れた時に過敏に反応してしまう可能性があります。卵アレルギーにならないために、できる限り正しい離乳食の進め方をしてくださいね。不安な場合は医師に相談すると良いでしょう。
(離乳食の果物はいつからか知りたい場合は以下の記事も参考にしてみてくださいね)
卵を使った離乳食は冷凍保存できる?
離乳食に使う卵はかなり少量です。毎回固ゆで卵を作るのは面倒なので、冷凍保存をしておきたいですね。
固ゆで卵や卵焼きといった調理済みの離乳食であれば冷凍保存が可能です。少量ずつラップで包み、密閉できる容器に入れて保存すると良いでしょう。
ただし、卵白は冷凍すると食感が固くなってしまうので冷凍保存に向きません。卵白は生のまま冷凍しておき、食べる時に火を通して食べさせてくださいね。
(離乳食の冷凍保存について知りたい場合は以下の記事も参考にしてみてくださいね)
卵を使った離乳食の簡単レシピを紹介!
離乳食に使う卵の量はかなり少ないですね。具体的に、どうやって料理に使えば良いのか想像できない……と言うママも多いでしょう。
以下から卵を使った離乳食の簡単なレシピを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
卵黄だけの簡単茶わん蒸し
【材料】
卵黄・1個
だし汁・大さじ3
醤油・1滴
【作り方】
①卵黄、だし汁、醤油をよく混ぜて容器に入れる
②1cmほど水を張った鍋にザルを入れ、沸騰したら①を容器ごと入れる
③鍋のフタを閉めて、15分ほど弱火で加熱して完成
完成したらすりつぶした野菜をトッピングしてもいいでしょう。茶碗蒸しであれば、赤ちゃんが食べられる量に合わせて調理できますよ。
卵黄だけのお粥オムライス
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