離乳食に果物はいつからOK?量の目安や加熱の必要性、アレルギーなどの注意点も!
【医師監修】離乳食に果物はいつから大丈夫なのか、加熱の必要性をはじめ、量の目安、生でそのまま食べられるおすすめの果物などを解説します。食べさせる際の注意点や、〈初期〉〈中期〉〈後期〉別のレシピ、果物の離乳食を作る際に便利なグッズも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
離乳食に果物はいつから大丈夫?加熱は必要?
小さな赤ちゃんは食べられるものに多くの制限があります。果物は味が強いので赤ちゃんに食べさせない方が良いのでは、と考えてしまうこともありますね。果物は、いつから離乳食に使って良いのでしょうか?
果物は離乳食初期から使えます。ただし、果物には酵素や糖分が多く含まれているので離乳食を始めて1ヶ月以内の赤ちゃんにはあまり食べさせないようにしましょう。また、初めて離乳食に果物をあげるときはアレルギー予防のため加熱してくださいね(※1)。
(離乳食グッズのおすすめについては以下の記事も参考にしてみてください)
離乳食で果物を食べさせる量の目安は?
食べさせて良い果物の量は、離乳食初期、中期、後期など時期によって異なります。ただ、果物が糖質が高いので、全ての時期に共通して「食べさせ過ぎないようにすること」が重要です。
離乳食初期でも、食材の一つとして離乳食に果物を入れる程度なら問題ありません。しかし、おやつとして果物を食べさせるのは離乳食完了期以降にしてくださいね。以下から離乳食で果物を食べさせる時の量の目安を離乳食初期、中期、後期の時期別に紹介しますので 、ぜひ参考にしてみてください。
離乳食初期
離乳初期は小さじ1(5g)の量を目安に、加熱した果物を食べさせましょう。
裏ごしして滑らかにすりつぶしたり、果汁を絞ってスプーンで飲ませてみたりしても良いですね。果物を食べさせる時は糖分の摂り過ぎやアレルギーの発症などのリスクもあります。離乳食を始めて1ヶ月程してから、少量ずつ食べさせるようにしてくださいね。
離乳食中期
離乳食中期は小さじ2(10g)を目安に、加熱した果物を食べさせましょう。離乳食中期の後半になれば、慣れた果物は生で食べられますよ。
ただし離乳食中期でも、アレルギー予防のため、初めて食べる果物は小さじ1(5g)から食べさせるようにしてくださいね。
離乳食後期
離乳食後期になったら、慣れた果物は小さじ2(10g)を目安に生で食べさせてみましょう。バナナやみかんなど、そのままでも食べやすい果物を選んであげてくださいね。なお、離乳食後期でも初めての果物は加熱しましょう。
(離乳食後期11ヶ月のレシピは以下の記事も参考にしてみてください)
生で食べられる、離乳食におすすめの果物は?
離乳食中期の後半から離乳食後期になると、果物を生で食べられるようになります。とはいえ、どんな果物なら安心して離乳食に取り入れることができるのか、生で食べさせない方が良い果物はあるのか、気になるママが多いでしょう。以下から生で食べられる、離乳食におすすめの果物を紹介します。
バナナ
バナナは1年中低価格で購入できますし、いつでも新鮮な状態で手に入りますね。離乳食に取り入れやすいのでおすすめです。特に完熟のバナナは柔らかいので、離乳食中期や~後期の赤ちゃんが生で手づかみ食べする時にもピッタリです。
みかん
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