母乳のつまりの原因。実は食べ物じゃない?最適な乳腺炎の予防法を紹介!
【医師監修】母乳で子育てをしている場合は、母乳のつまりに悩まされることもあります。この記事では乳腺炎の種類や、母乳のつまりの原因・予防法などを紹介しています。母乳のつまリに関する【体験談】も紹介しているので、母乳のつまりに悩んでいるママはチェックしてみてくださいね。
いろいろな角度から授乳する
いろいろな角度から授乳することで乳管がつまるのを防ぐことができます。横向きで飲ませたら次は斜めの角度から飲ませるなど、いろいろな角度から試してみてくださいね。授乳クッションに赤ちゃんを寝かせながら授乳するとやりやすいです。
また、片方のおっぱいばかり授乳していてもつまりの原因になるので、交互に授乳するようにすると良いですね。
マキ先生
小児科医
お母さんの乳腺の延びる方向や、角度、細さによって、詰まりやすい場所が決まってくるかもしれません。赤ちゃんは顎の方向の乳腺から1番おっぱいを吸ってくれるので、詰まっている部分が顎の方向に向くように調節するとうまくいくかもしれません。
おっぱいマッサージ
母乳のつまりを予防するために、おっぱいマッサージなどで血の巡りを良くしておく方法も良いです。血の巡りを良くする場合は肩甲骨や腕を動かしたりマッサージをするのが良いでしょう。マッサージは産後院で行ってくれるので、住んでいる近くに産後院がある場合は問い合わせてみると良いですね。
母乳がつまって痛い場合も、助産師などプロにマッサージをしてもらうことで解消できる場合が多くあります。おっぱいが腫れてしまった場合は早めに処置をしてもらいましょう。
乳頭マッサージ
授乳する前に乳頭マッサージを行うことは、母乳のつまりを予防することにつながります。手を洗って親指と人差し指で乳頭をつまみ、優しく潰すようにいろいろな角度から押しましょう。次に、親指と人差し指で乳頭をつまんだ状態で、さすりながら縦や横に動かすようにしてマッサージをします。
乳頭マッサージをすることで乳頭の皮膚が鍛えられ、赤ちゃんの吸う時の力で傷ができたり摩擦で切れたりすることを予防できるのです。乳頭マッサージをする時にはオイルをつけておくと皮膚を守ることもでき、マッサージもしやすいのでおすすめですよ。
(おっぱいマッサージのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)
搾乳をする
つまりを予防するために、搾乳するという方法もあります。母乳がつまるのは、赤ちゃんが母乳を最後までしっかり飲めていないことが原因の場合があります。赤ちゃんが飲み切っているかどうかわからない時は母乳を飲ませた後に搾乳をして、母乳を出し切ると良いでしょう。
添い乳をする
ママも赤ちゃんと一緒に横になって添い乳をすることも、母乳のつまりを予防する方法の1つです。毎日の育児でママの疲れが溜まっていると食生活を気にして生活することも難しいですし、マッサージをするのも億劫になってしまうでしょう。その場合は、添い乳をしてママの体を少しでも休ませるのがおすすめです。
横になれるのでママの体は楽ですし、抱っこの時とは違って赤ちゃんに寝ながら別な角度で吸ってもらえるので、母乳のつまりを予防することもできますね。
母乳のつまリに関する体験談
胸にしこりができて痛い経験をしたケースや搾乳機を使ってつまりが改善したケースなど、多くのママが母乳のつまりに関する経験をしています。そのような先輩ママの体験談は困ったときの助けになるので、母乳が詰まってしまった時の参考に読んでみてくださいね。
初ママ
20代
母乳の出る量は減っているみたいだけど、胸にしこりができて助産師さんに絞ってもらったらいっぱい母乳出たよ。赤ちゃんはすくすく成長してるけど、飲み残してるのかな?痛みがひどくなる前に処置してもらえて良かった!
2ヶ月のママ
30代
出産後2週間でおっぱいが痛いと思ったら外側にしこりができてました。痛いのを我慢しておっぱいを暖めてその日は就寝。翌朝、自然と母乳が排出されてて痛みもなくなりましたが、パジャマが母乳で濡れていて驚きました!
1ヶ月のママ
20代
出産してから胸が張っていてじんじんと痛いんだけど、治らないってことはずっとつまる寸前なのかなぁ。乳管が細いと病院で言われているからそれが原因なのかも。今日も娘に吸ってもらわないとね。
3ヶ月のママ
30代
母乳がつまるなんて考えていなかったから搾乳機はいらないと思っていたけど、いざ胸がつまったらすごく痛い!急遽自動の搾乳機を購入して絞ったらつまりが取れたみたいで楽になった~。母乳のつまりを甘く見ていたよ。
母乳のつまりは痛みや発熱をともなう場合があるため、できれば経験したくありませんね。もしなってしまった場合には赤ちゃんに母乳を吸ってもらったり搾乳をしたりして、自分で改善できることも多いので心配しすぎないようしましょう。とは言え母乳のトラブルはない方が良いですので、赤ちゃんのことも自分の体のことも考えながら過ごしてくださいね。
(母乳はいつまで出るのかについては以下の記事も参考にしてみてください)
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