1歳半の子どもがご飯を食べない…原因は?『食育』のコツを知れば悩みを解決できる!

離乳食から固形食に変わる1歳半の頃、子供がご飯を食べなくなることがよくあります。ママの悩みの種です。ご飯を食べない原因、好き嫌いの対処法、食べない時の食事の進め方など、子供の『食育』のコツについて先輩ママの多くの体験談を交えて紹介します。参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 1歳半の子どもの食事でよくある悩みは?
  2. 1歳半の子どもがご飯を食べない原因は?
  3. 1歳半の子どもの好き嫌いが多い時はどうする?
  4. 1歳半の子どもがご飯を食べない時の食事の進め方
  5. 1歳半の子どもがご飯を食べなくても悩みすぎないで

「イヤイヤ期」だからと理解はしていますが、1歳ごろから3歳ごろの子供は、色々な場面で親を困らせる「イヤイヤ期」に入るケースが多くあります(※2)。親としては、お風呂に入ってくれなかったり、食事をなかなか食べてくれなかったりして、イライラしてしまいがちな時期です。親を困らせたくてご飯を食べない場合も少なからずあるでしょう。

しかし、親の頭を悩ませてしまうイヤイヤ期も、感情面などの成長の上ではとても大事な時期なのです。

(イヤイヤ期については以下の記事も参考にしてみてください)

イヤイヤ期はいつからいつまで?1〜2歳頃の対応方法は?ママの体験談をもとに紹介

パパやママの雰囲気が悪い

パート社員

20代

1歳半のころは本当に食べなくて、無理やり食べさせようといつもイライラしていました。でも、病院で相談したら「雰囲気が悪いと食べないことがある」「食べても食べなくてもいいくらいの気持ちで大丈夫」と聞き、そこから気が楽に。すると、少しずつ食べてくれるようになりました。

パパやママの雰囲気が悪いと、子供が食べなくなることがあります。

どうせ1歳半の子供には言葉は分からないからと、夫婦で互いのことを悪く言ったり、言い合いをしたりしてしまっていることはないでしょうか?実は、家庭内における険悪な雰囲気が、ご飯を食べない原因になることもあります。言葉以外の部分で、子供はしっかり、何か良くないことが起きていることを理解しているのです。

食べ慣れないものがある

会社員

30代

最近食べないものが増えたなと思っていたのですが、うちの子はどうやら揚げ物を嫌がっているようで、食べない傾向があることに気づきました。離乳食の時には揚げ物なんて食べさせたことがなかったので、もしかしたら慣れなくて嫌なのかもしれません。

食べ慣れないものがあると子供は敬遠しがちです。

離乳食から固形食に変わっていく1歳半の時期は、子供にとっては食べたことのないものを食べることになる場合もあるでしょう。あるいは、それまでは形が見えなかった野菜の形が見える状態で食事に出される場合もあります。このため、出された食事をなぜか食べない場合には、単純に食べ慣れないことが原因の場合もあるでしょう。

1歳半の子どもの好き嫌いが多い時はどうする?

1歳半の子供が好き嫌いばかりしていると、体のことが心配になってしまいます。好き嫌いが多い時におすすめの対処法がいくつかあるので試してみるのも良いでしょう。

一緒に料理をする

飲食店勤務

30代

保育園の先生に食べてくれないことを相談してみたところ、一緒に料理を作ってみることを勧められました。ためしに簡単な料理を子供と一緒に作ってみたのですが、料理の経験がとても楽しかったようで、自分で作ったからかたくさん食べてくれました。

一緒に料理をして、子供に食材に対して興味を持たせるのも、好き嫌いがある時には有効な対処法になります。子供が自分で調理したものは愛着が湧いて食べてくれる場合があるでしょう。

見た目を変える

栄養士

30代

野菜やお肉を食べず、お菓子ばかり食べるようになってしまった娘。これでは困ると思い、野菜やお肉を花形やハート型に切って料理してみたところ、これが娘にはヒット。ちょっと手間はかかりますが、食べてもらうために色々な形にして出しています。

食材の見た目を変えと、子供はこれまでのその食材い対する不安が減って逆に愛着が湧き、食べてくれる場合もあるでしょう。野菜をかわいらしい形にくり抜いてみたり、ご飯をかわいい形のおにぎりにしてみたりするのもおすすめです。

食べられるものに混ぜる

契約社員

30代

うちの娘はお味噌汁が大好きで、お味噌汁を出すと必ず全部食べてくれます。試しにほかのおかずで好き嫌いした野菜を味噌汁に入れてみたところ、なんと完食!それ以来、色々な野菜を味噌汁に入れて出すようにしています。

食べられるものに混ぜるのも、有効な好き嫌い対策になります。1歳半の時期は、嫌いなものがある一方で、好きなものもあります。もし好きなものがあるのなら、そこに苦手な野菜などの食材を混ぜてみるのもひとつの手段です。食材の形が見えるを嫌がるのであれば、すりおろして見えないようにしてしまいましょう。これも好き嫌いの対策です。