異所性蒙古斑とは?放置は危険?原因や治療法、受診すべき症状の目安も!

異所性蒙古斑とは?という疑問をはじめ、赤ちゃんにできる原因や、できやすい場所を紹介します。異所性蒙古斑ができた時の受診すべき症状の目安や、レーザー治療についても紹介していきますので、子供の異所性蒙古斑について心配しているママはぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 異所性蒙古斑とは?おしり以外の青いあざは消える?
  2. 異所性蒙古斑の原因は?
  3. 異所性蒙古斑ができやすい場所は?背中・足首など
  4. 異所性蒙古斑が消える時期は?
  5. 異所性蒙古斑で受診すべき症状の目安
  6. 異所性蒙古斑のレーザー治療とは?
  7. 子供のあざ・シミが消えない場合は受診しよう

赤ちゃんの身体に異所性蒙古斑ができた場合、いつになったら消えるのか気になってしまうママは多いでしょう。

異所性蒙古斑は、多くの場合10歳前後に消えます。まれに10歳以降まで残ってしまう場合もありますが、その場合でも少なくとも成人までには消えるでしょう。

異所性蒙古斑が成人になるまで残った場合は異所性蒙古斑ではなく、他のあざ・シミの可能性がありますよ。

(赤ちゃんの卒乳の時期については以下の記事も参考にしてみてください)

卒乳の時期はいつが最適?断乳との違いや、計画的な自然卒乳のコツも解説!

異所性蒙古斑で受診すべき症状の目安

子供に異所性蒙古斑ができてしまったら、病院で治療をするべきか悩んでしまうママもいるでしょう。

異所性蒙古斑ができても通常は健康に問題ないので、治療の必要はありません。10歳前後には自然に消えていきますが、もし成人まで消えなくても治療する必要はないでしょう。

ただし、異所性蒙古斑の色が濃い場合は身体に残ってしまう可能性があります。美容上気になる場合は病院に行くと良いでしょう。また、あまりにも異所性蒙古斑が消えず他の病気が疑われる場合も病院に行くことをおすすめします。

異所性蒙古斑のレーザー治療とは?

異所性蒙古斑ができても健康上の心配はありませんが、場所によっては見た目が気になる人もいますね。異所性蒙古斑を消す場合は、レーザー治療を行うことになります。以下からレーザー治療について詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

レーザー治療の流れは?

蒙古斑は青いあざの元になるメラノサイトという色素細胞が集まってできたものなので、周りの皮膚を傷つけずメラノサイトだけを破壊するレーザーが使用されます。Qスイッチレーザー照射、ヤグレーザー、アレキサンドライトレーザーなどが使用されるケースが多いでしょう(※2)。

異所性蒙古斑のレーザー治療には痛みを伴うので、局所麻酔をすることが多いです。ただし、手術中に動いてしまう赤ちゃんや子供の場合は、全身麻酔になることもありますよ。

また、異所性蒙古斑が濃くて1回で消えない場合や、範囲が広い場合は何度かに分けて治療を行う場合もあります。

レーザー治療の効果は?

レーザー治療で異所性蒙古斑を消す場合、個人差はありますが、ほとんどの蒙古斑がきれいに消えます。成長するにしたがって皮膚が伸びるので、子供の頃にレーザー治療をしていれば、異所性蒙古斑があったことすら分からなくなるでしょう。

レーザー治療にかかる費用は?

レーザー治療の1回の費用は6,000円~12,000円ほどです。

ただし、病院によって費用に差がありますし、子供に全身麻酔をするのか、何回レーザー治療をする必要があるのか、ということでも値段が上下します。

子供用の医療保険に加入している場合は、異所性蒙古斑のレーザー治療が対象になっているか確認してみてくださいね。

レーザー治療にリスクはあるの?

赤ちゃんや子供にレーザー治療をする場合、リスクがあるのではないかと気になってしまうママも多いでしょう。

レーザー治療は異所性蒙古斑に対して高い効果を発揮しますが、異所性蒙古斑を1度で取り除こうと過度にレーザーを当てると、かえって火傷のあとが残ってしまうというリスクがあります。

回数を重ねるとその分時間や費用がかかってしまいますが、治療をする工程を医師としっかり相談し長い時間をかけて治療を進めたほうが、火傷などのリスクを低くすることができるでしょう。また、塗り薬などで局所麻酔をする場合は治療の際に多少痛みを感じてしまうこともあるので、赤ちゃんや子供の痛みの感じ方にも配慮できると良いですね。

レーザー治療をする時の注意点

異所性蒙古斑をレーザー治療で治す場合、日焼けに注意する必要があります。レーザー治療をしたあとに日焼け対策を怠ると、かえって色素が沈着してしまう可能性があるからです。また、レーザー治療の効果を十分に得られない可能性もあります。

日焼けの程度によっては病院に行っても治療を受けられない可能性があるので、施術前や施術後に関わらず、日焼け対策をしっかりするようにしましょう。

子供のあざ・シミが消えない場合は受診しよう