子供の副鼻腔炎とは?症状・治療法は?放置すると頭痛持ちになる?自宅ケア方法も!
副鼻腔炎(ふくびくうえん)とはどんな病気でしょうか。蓄膿症(ちくのうしょう)とはどう違うのでしょうか。副鼻腔炎の症状、治療、自宅でのケア、プールは入っても大丈夫?など、子供の副鼻腔炎について説明します。ママは子供のためにもチェックしてみてくださいね。
鼻水がのどの方に流れてしまった場合に、流れた鼻水がのどに刺激を与えて湿った咳をすることがあります。特に体が横になっている時に鼻水がのどの方へ流れやすいので、咳が止まらずに眠れなくなることもあります。夜間にのみ痰(たん)がからむような重い咳をする場合は、副鼻腔炎のおそれがあります。
(赤ちゃんの風邪の対処法については以下の記事も参考にしてみてください)
口臭も副鼻腔炎
口臭がきつくなるのも、子供の副鼻腔炎の症状です(※4)。副鼻腔炎にかかると鼻づまりになることも多いですが、そうなると鼻呼吸ができにくくなるので口で呼吸をするようになります。口で呼吸をすると口が開いたままになり、湿っているはずの口の中が渇いてしまいます。
通常、口の中は唾液によって湿った状態で唾液が菌の繁殖を防いでいますが、口の中が渇くことで唾液が減って菌が繁殖し、結果として口臭がきつくなってしまうのです。また鼻の中にたまった膿がのどの方へ下がることも、口臭がきつくなる原因になります。
普段は子供の口臭を気にすることはないかもしれません。ただ風邪が長引いている時には子供の口臭が強くなっていないか、気にかけてください。
(子供の口臭がの原因や対策については以下の記事も参考にしてみてください)
子供の副鼻腔炎 高熱も
副鼻腔炎では熱が出ることもあります。多くの場合は微熱程度ですが、重症化すると高熱になる場合もあるので注意が必要です。重症化して蓄膿症にならないように、発熱など子供の体調変化に早めに気づいてあげることが重要です。
子供の副鼻腔炎の治療法
子供の副鼻腔炎の治療法には、抗生剤の投与やアレルギー性鼻炎薬の服用などがあります。病院で診てもらう前にどのような治療法があるのか知っておきましょう。(※2)
悪化すると抗生剤も
子供の副鼻腔炎の治療として、抗生剤を使うことがあります。一般的な子供の副鼻腔炎の治療法としては鼻水を吸引した後に、ネブライザーという薬を霧状にする機械を使って治療する方法があります。症状がひどくなっている場合には薬に抗生剤を使用し病気を治していきますが、治療が長くかかることもあります。根気強く治療を続けましょう。
アレルギー性鼻炎 ハウスダストでも
アレルギー性鼻炎が原因で鼻の中で炎症が起きている場合は、アレルギー性鼻炎薬を飲んで炎症を鎮める必要があります。アレルギー性鼻炎は花粉やほこりなどのハウスダストにも反応して発症するので、季節を問わず炎症を起こしてしまうおそれがあります。このため、長期にわたりアレルギー性鼻炎薬が必要になる場合もあります。
副鼻腔炎を悪化させないためにも、早めに受診して適切な治療を受けてください。
手術
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