子供の副鼻腔炎とは?症状・治療法は?放置すると頭痛持ちになる?自宅ケア方法も!
副鼻腔炎(ふくびくうえん)とはどんな病気でしょうか。蓄膿症(ちくのうしょう)とはどう違うのでしょうか。副鼻腔炎の症状、治療、自宅でのケア、プールは入っても大丈夫?など、子供の副鼻腔炎について説明します。ママは子供のためにもチェックしてみてくださいね。
副鼻腔炎の治療として、アデノイドを切除する手術もあります。しかし、子供の副鼻腔炎の場合は相当重症化しない限り、手術はしないので安心してください。副鼻腔炎は風邪の症状の後に発症することが多く、そのままにしておいても自然に治ることもよくあるからです。
放っておいても治る病気ですが、悪化すると蓄膿症になります。このため副鼻腔炎はできるだけ早く治しましょう。子供の副鼻腔炎の症状を見逃さずに、風邪を引いている場合は特に注意して様子を見守りましょう。
子供の副鼻腔炎を放置すると頭痛持ちになる?
子供の副鼻腔炎は自然に治る病気といわれています。しかし、放っておくと頭痛持ちになるともいわれているので気を付けたいですね。
鼻の中で炎症が起きると鼻の中がはれて空気が通らずに副鼻腔内の圧力が不安定化し、頭痛や顔面痛を誘発します。こうした副鼻腔炎の治療には時間がかかることもあるため、頭痛も続いてしまうのです。
子供の副鼻腔炎の自宅ケア方法
副鼻腔炎にかかるといろいろな症状が出て子供は苦痛を感じてしまうので、できるだけ早く回復するように自宅でのケアも欠かせません。自宅ではドラッグストアなどで売られている鼻水を吸い取る吸引機を使い、子供の鼻水が出たらその都度取ってあげるようにしましょう。
また温かいお風呂に入ると鼻水が出やすくなります。子供が高熱のときやぐったりしたりしていなければ、お風呂に入れてあげるのもいい方法ですね。
(鼻水吸引機のおすすめについては以下の記事も参考にしてみてください)
子供の副鼻腔炎でプールはNG?
幼稚園や保育園、学校などでプールがある時、副鼻腔炎や蓄膿症になっている状態で入れるのかどうかは気になります。プールは塩素や目に見えないようなゴミがあり、それらが鼻に入ると刺激して副鼻腔炎がさらに悪化して回復に時間がかかる場合があります。
また、冷たいプールの中に入っていると体が冷えて、病気を治す抵抗力が落ちて副鼻腔炎が治りにくくなることも考えられるでしょう。副鼻腔炎や蓄膿症にかかっている時はプールに入ることは避けて、完全してから入るようにしてください。
(赤ちゃんのプールはいつからについては以下の記事も参考にしてみてください)
子供の副鼻腔炎について知っておこう
子供が副鼻腔炎にかかると発熱や咳、口臭がきつくなるなどいろいろな症状が出ます。子供にとってはつらい病気といえるでしょう。副鼻腔炎が重症化して蓄膿症になる前に治療を受ければ早い段階で治すことができます。子供の様子を観察し、早めに病院で診てもらうことが大切です。子供を蓄膿症にしないためにも副鼻腔炎という病気を知っておきましょう。
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