赤ちゃんの中耳炎の症状の見分け方は?耳垂れ・発熱・痛み?治療法も!
赤ちゃんの多くがかかる病気に中耳炎があります。耳の病気とは分かっていても、具体的にはどんな症状でどんな治療をするのか。中耳炎の種類、原因、症状、治療法から自然治癒(ちゆ)まで、さまざまな角度から赤ちゃんの中耳炎について説明します。
多くの赤ちゃんがかかる中耳炎は、主に風邪などが原因によって起こります。原因を理解し、予防することで、中耳炎にかかるリスクは減らしましょう。
風邪を予防する
人の鼻と耳は耳管という細い管でつながっています。このため風邪にうつることで鼻や喉にウイルスや細菌が増え、耳管を通って中耳に侵入し、中耳炎を引き起こすのです。
風邪をひくことが中耳炎を引き起こすのです。赤ちゃんの中耳炎を防ぐには、赤ちゃんが風邪にかからないように予防することが大切なのです。
パパやママが風邪にうつれば、赤ちゃんに風邪がうつる可能性が高まります。パパやママ自身も体調管理やうがい、手洗いに心がけましょう。
赤ちゃんはまだ汗腺が未発達で体温調節が難しい状態です。室温や汗の管理に気をつけることも風邪予防につながります。
鼻水の処理
赤ちゃんが鼻水を出しているときは、中耳炎のリスクが高まるので注意しましょう。鼻水の中の細菌やウイルスが耳管に感染し、やがて中耳にまで炎症が及ぶと、中耳炎が発症するのです。
赤ちゃんの鼻から鼻水が出ているときは、鼻水を吸ってあげたり専用機器などを活用したりして、適切に除去してあげることで中耳炎を予防できます。
ミルクを飲む体勢
実は、授乳が中耳炎を引き起こす場合もあります。
口と鼻はつながっているため、口からうまく飲むことができなかったミルクが鼻へと流れ込む場合があるのです。鼻に流れ込んだミルクはさらに耳管にまで及び、中耳にも流れ込んでしまう場合があります。
このミルクが原因で中耳炎が発症してしまうのです。ミルクは赤ちゃんの体を斜めにしてあげるなどちょっとした注意が必要でしょう。
赤ちゃんの中耳炎について知っておこう
赤ちゃんは大人に比べて免疫力が弱く、鼻や耳も未発達のため、中耳炎にかかりやすいともいえます。
赤ちゃんの中耳炎の主な原因は風邪なので風邪を予防することで、中耳炎の発症を防ぐことができます。日頃から日常生活での予防に努めたいものです。中耳炎になってしまったら様子を見ながら小児科などを受診してください。
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