子供の手のひらの湿疹の原因は？症状やかゆみなどの対処法！受診の目安も！

手足口病や突発性発疹・はしかなどのウイルスが原因で発疹ができることもあります。ウイルスが原因の病気を薬で治すことはできないので、ウイルス性の病気にかかっていたら自然治癒を待ち、対処療法を行うことになるでしょう。

ウイルス性の病気が原因でできた発疹はかゆみを伴うことが多いので、かゆみ止めの軟膏が処方されることもあります。

溶連菌感染症など、細菌が原因で発疹ができている場合は、細菌に対して効果がある「抗生物質」が処方されます。抗生物質を飲むと細菌が体内から排除されるので、発疹などの症状が治まりますよ。

子供の皮膚は、大人と比べてかなり刺激に敏感です。汗腺の密度が高くたくさん汗をかくので、あせもや湿疹などのトラブルが起きてしまうことは多いですよ。

子供の発疹は家庭のケアで改善することがほとんどです。ただ、中には病気やアレルギーなどの原因が潜んでいることもあります。子供の手のひらに発疹ができたら、発疹以外に症状がないか、発疹が全身に広がっていないかなどよく確認し、受診を検討してみてくださいね。