子供の手のひらの湿疹の原因は?症状やかゆみなどの対処法!受診の目安も!
子供や赤ちゃんの手のひらに湿疹ができると、病気ではないかと驚いてしまいますよね。この記事では、赤ちゃんや子供の手のひらの湿疹の原因や、種類と症状、病気の可能性について説明します。かゆみなどの対処法や、病院へ受診する目安、治療法も紹介します。
子供の手のひらの湿疹の原因は?
子供の手のひらに発疹ができ、驚いたことがあるママは多いでしょう。子供の手のひらに発疹ができる原因は、病気だけではありません。環境や子供ならではの行動が原因になっているケースも多くあります。
子供の手のひらに発疹ができた時のために発疹の原因を知って病気なのかそうでないのかを見極めたり、発疹をなるべく予防することは大切ですよ。以下から、発疹の主な原因や症状を見ていきましょう。
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湿疹の主な原因は湿気
おむつの中で汗やおしっこが蒸発し、蒸れるとおむつかぶれになりますね。同じように、手のひらが蒸れて発疹が発生することがあります。温度など手のひらの湿度が高くなる原因はさまざまですが、赤ちゃんが手のひらを舐めることが、手のひらの湿度を高める原因の一つです。
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病的な発疹との区別が大事
発疹などの皮膚の異常は、ほとんどの場合自然に治まります。しかし、中には病気やアレルギーが原因になっていることもあるのです。
病気が原因で発疹ができている時は手のひらだけでなく全身に発疹ができたり、熱など、発疹以外の症状が見られます。早急な対処が必要になる場合もあるので、子供の体や体調をよく観察することが重要です。
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子供の手のひらの湿疹の種類と症状
手のひらの湿疹は、多くの赤ちゃんが一度は経験します。手のひらに湿疹がでいる原因がいくつかありますが、その中でも一番多く見られるのが乳児発疹です。小児科で耳にしたことがあるママは多いでしょう。以下から手のひらの発疹の種類と症状を詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
乳児湿疹
乳児湿疹は、生後数ヶ月までの赤ちゃんに見られる乳児特有の湿疹です。顔や首、頭などに発生することが多いです。ニキビのような形状になったり、かさぶたのようになったり、膿が出てきたり……と、症状は赤ちゃんによって異なります(※1)。かゆみはあまりありませんが、症状が悪化するとかゆみを伴う場合もありますよ。
なお、乳児湿疹の原因は赤ちゃんの体に残るママの女性ホルモンが原因だという説がありますが、明確に証明されていません。
(乳児湿疹については以下の記事も参考にしてください)
アトピー性皮膚炎
乳児湿疹と見間違えやすいのが、アトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎の時も、皮膚に湿疹ができます。乳児湿疹と比べるとアトピー性皮膚炎の方がかゆみが強い特徴があるので、子供の様子を見て判断すると良いでしょう(※2)。生後2~3ヶ月と、乳児発疹よりも遅い時期に発症するのも特徴です。
アトピー性皮膚炎にかかると顔や頭に湿疹が発生し、徐々に全身に広がっていきます。その過程で、手のひらにも発疹ができるでしょう。特に、手足などの関節部分には広がりやすい傾向がありますよ。
パパやママ自身がアレルギー体質だと赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になりやすいと言われます。アトピー性皮膚炎から喘息などほかの病気を起こすこともあるので、アトピー性皮膚炎かもしれない、と感じたら家族にアレルギー体質の人がいるか確認することも重要です。
(赤ちゃんの虫刺されについては以下の記事も参考にしてみてください)
あせも
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