突発性発疹の保育園登園はいつから?大人にうつる?発症の原因・症状も!

赤ちゃんの突発性発疹の原因・症状や、大人にもうつるの?といった疑問を紹介していきます。また赤ちゃんの感染経路や潜伏期間、突発性発疹で保育園の登園はいつから可能かについても見ていきましょう。保育園に通わせている方は登園可能時期をしっかり確認しておきましょう。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんの突発性発疹の原因・症状は?
  2. 赤ちゃんの突発性発疹は大人にうつる?
  3. 赤ちゃんの突発性発疹の感染経路や潜伏期間は?
  4. 赤ちゃんの突発性発疹で保育園の登園はいつから?
  5. 赤ちゃんの突発性発疹の予防法
  6. 赤ちゃんの突発性発疹はしっかり治してから保育園に行こう

赤ちゃんの突発性発疹の原因・症状は?

育児をしたことがあるママなら「突発性発疹」という病名を一度は耳にしたことがあるでしょう。突発性発疹は、生後6ヶ月から1・2歳頃までに、ほとんどの赤ちゃんがかかるウイルス感染症です(※1)。

突発性発疹は小さな赤ちゃんしか発症しないので、パパやママは具体的な症状がよく分かりませんね。以下から突発性発疹の原因や症状を紹介しますので、赤ちゃんの肌に異常が現れた時はぜひ参考にしてみてください。

突発性発疹の原因

突発性発疹の主な原因は、ヒトヘルペスウイルスへの感染です。ヒトヘルペスウイルスには6型と7型の2種類があるので、突発性発疹を2回経験する赤ちゃんもいます。ただ、6型と7型の両方に感染すれば2種類の免疫ができるので、再び突発性発疹にかかることはありません(※2)。

また、突発性発疹は1年中いつでも発症する可能性がある病気です(※2)。風邪やインフルエンザのような流行時期はありません。

(生後6ヶ月の赤ちゃんについては以下の記事も参考にしてみてください)

生後6ヶ月の赤ちゃんの生活リズム。睡眠時間や授乳・離乳食などのタイムスケジュール例も

突発性発疹の症状

主婦

20代

生後10か月のときに、突発性発疹が原因で初めて発熱しました。夜中に40度近い熱が出たので慌てて救急病院を受診しましたが、赤ちゃんが元気なので経過観察と言われました。

翌日熱が下がりましたが、手足に発疹が出ていました。

38度以上の高熱と、体中にできる赤い発疹が突発性発疹の特徴です。ただ、38度以上の高熱を出しても赤ちゃんは元気なことが多いですよ(※2)。

発熱は3日程度で治まりますが、発熱が治まると同時に発疹が現れます。とはいえ、発疹は数日したら自然に治っていきます。かゆみや痛みがなく跡も残らないので、あまり心配する必要はありません。

(赤ちゃんの高熱については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんに熱が…!発熱の原因は?38度以上の高熱は要注意!

突発性発疹が重症化した場合

突発性発疹は症状が軽い病気です。ただ、稀に脳炎や脳症を引き起こし後遺症が残ることもあります(※2)。重症化は年に70~100件ほどしか発生しない稀なことではありますが、赤ちゃんがぐったりしている時や熱が下がらない時はすぐに病院を受診しましょう。

突発性発疹の治療法

パート

30代

子どもが突発性発疹になりました。高熱のせいか元気がなく、下痢をしていたので病院を受診しました。

解熱剤と体内への吸収率が良いイオン飲料をもらって子どもに飲ませていたら、数日で回復しましたよ。

突発性発疹自体には治療薬がありません。発症したら自然治癒を待ち、対処療法をすることになります(※2)。高熱は数日でおさまりますが、気になるようなら解熱剤をもらいましょう。38度以上の高熱は解熱剤を飲む目安になりますが、高熱でも赤ちゃんが元気なら飲ませる必要はありません。

下痢を伴っている場合は脱水症状になる可能性があるので、イオン飲料など吸収効率の良い飲み物を飲ませてくださいね。

赤ちゃんの突発性発疹は大人にうつる?

ほとんどの大人は赤ちゃんの頃に突発性発疹を経験しているので、免疫がついています。そのため、赤ちゃんが突発性発疹になっても、大人が感染することはほぼありません。

赤ちゃんの突発性発疹の感染経路や潜伏期間は?