赤ちゃんの乳歯はいつから生え始める?時期や順番、虫歯予防の為に家庭ですべきケアも!
赤ちゃんの乳歯はいつから生え始める?時期は?という疑問をはじめ、赤ちゃんの乳歯が生える順番、歯医者に行くべき症状について紹介します。また虫歯予防のために家庭ですべきケアも紹介しますので、赤ちゃんに歯が生え始めたというママは必見ですよ。
2歳頃になると、前歯と奥歯の間に乳犬歯という歯が生えてきます。
奥歯が生えて全て生え揃う
2歳半頃~3歳頃に、第二乳臼歯という奥歯が生えます。
第二乳臼歯が生えることで、20本全ての乳歯が生え揃います。
(赤ちゃんの乳歯については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんが歯医者に行くべき症状は?
赤ちゃんの乳歯の生え方が正常でないように感じると、ママはつい心配になってしまいますね。しかし、乳歯がどのように生えていたら歯医者に行くべきなのか、的確に判断することは難しいでしょう。以下から歯医者に行くべき症状を紹介しますので、赤ちゃんの歯について悩んでいるママはぜひ参考にしてみてくださいね。
歯が生えてこない
歯が生え始める時期には個人差があります。そのため、乳歯が生えてこなくても、1歳頃までは心配する必要がありません。ただし、1歳3ヶ月頃になっても乳歯が生えてこない時は歯医者を受診してみましょう。生えてくる時期が遅れているだけ、というケースが多いですが、中には治療が必要になることもあります。
歯が生える順番が違う
乳歯は基本的に前歯から奥歯まで順番に生えていきます。しかし、中には前から順に生えない場合もあります。3歳頃までに乳歯が揃えば特に問題はありませんが、前から順番に生えないと歯並びが悪くなる可能性があるので注意が必要です。
生まれた時から歯が生えている
先天性歯(せんてんせいし)といって、ごくまれに生まれた時または生後1ヶ月以内に乳歯が生える赤ちゃんがいます(※3)。先天性歯だと授乳の際に乳首を傷つけてしまう可能性があるので、早めに歯医者を受診することが重要です。歯医者に行けば、歯を丸く磨いて乳首を傷つけにくくしたり、抜歯したりする処理を行ってくれます。
先天性歯は歯の構造が不完全です。きちんとケアしないと虫歯になりやすいので、歯科医と一緒に長期的な管理をすることが大切です。
歯の色が黄色や茶色
乳歯は本来乳白色をしていますが、黄色や茶色の歯が生えてくることもあります。この状態を「エナメル質形成不全」といいます(※4)。エナメル質が上手く作られていないことが原因で、柔らかく虫歯になりやすい歯が生えてきてしまうのです。
エナメル質形成不全の原因には、妊娠中の母体の状況や、遺伝などが挙げられます。遺伝が原因になっている場合は永久歯にも影響しますので、なるべく早く歯科医に相談しましょう。
歯と歯がくっついている
通常、歯は1本ずつ生えます。しかし2本くっついた状態で生えてくる歯が稀にあるのです。この症状を「癒合歯(ゆごうし)」といいます(※5)。
癒合歯でも、乳歯の段階では特に治療しないケースが多く見られます。しかし、癒合歯のまま放置していると、永久歯に生え変わりにくいと言われています。また、歯がくっついている部分に歯垢が溜まって虫歯になる可能性もあります。生え変わりが始まる前に歯医者に行き、レントゲンで永久歯の状態を確認してもらうことが重要です。
(1歳児の歯磨きのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんの乳歯の虫歯予防!歯磨きなど家庭ですべきケアは?
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