プール熱(咽頭結膜熱)の症状とは?子供だけ?出席停止や予防対策についても!

プール熱(咽頭結膜熱)とは?子供だけ?大人もかかる?といった疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、症状・原因や、潜伏期間、受診の目安や、プール熱にかかった時の治療法・対処法、出席停止期間や、予防対策を細かく紹介します。

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Contents
目次
  1. プール熱(咽頭結膜熱)とは?流行時期は?
  2. プール熱(咽頭結膜熱)の症状
  3. プール熱(咽頭結膜熱)は子供だけ?大人もかかる?
  4. プール熱(咽頭結膜熱)の原因、潜伏期間は?
  5. プール熱(咽頭結膜熱)での受診の目安は?病院は何科?
  6. プール熱(咽頭結膜熱)にかかった時の治療法・対処法
  7. プール熱(咽頭結膜熱)の出席停止期間は?
  8. プール熱(咽頭結膜熱)の予防対策
  9. 夏風邪のプール熱(咽頭結膜熱)に注意しよう

プール熱を発症する原因や潜伏期間について気になるママもいますね。以下から、プール熱(咽頭結膜熱)の原因や潜伏期間を見ていきましょう。

プール熱(咽頭結膜熱)の原因

プール熱の原因は、アデノウイルスです。アデノウイルスの主な感染経路は咳やくしゃみによる飛沫感染ですが、プールの水を介して感染することも多くあります。

アデノウイルスは感染力が強いうえ50種類以上の型があるので、免疫が付きにくいウイルスとして知られています(※2)ウイルスの型によって発症した時の症状が違うので、プール熱を繰り返し発症しても症状と病名を結び付けられないママもいるでしょう。

潜伏期間

アデノウイルスに感染してから発熱などの症状がでるまで、約5~7日間かかります(※2)。

子供が通う幼稚園や学校でプール熱が流行し始めたら「自分の子供も感染しているかも」と意識しましょう。他の人に感染させないよう、外出を控えるなどの対応をできると良いですね。

プール熱(咽頭結膜熱)での受診の目安は?病院は何科?

プール熱の症状は3つもあります。何科を受診したら良いのか、どの程度の症状を目安に受診すれば良いのか、迷ってしまうママは多いでしょう。以下から症状別に、受診する科と受診するべき目安を紹介します。

発熱

38~40度の熱が出たら、小児科を受診しましょう。小児科では、その時流行しているウイルスの検査をしてくれます。プール熱の他にも、手足口病やヘルパンギーナなど、幼児が感染しやすい病気に感染していないか一気に調べてくれるので安心です。

赤ちゃんや小さな子供は高熱が続くと体力が低下するので、ないかで解熱剤を処方してもらいましょう。のどの痛みや目の充血などの症状があれば、合わせて薬を処方してもらってくださいね。

のどの痛み

のどの痛みがある時も小児科を受診しましょう。うがい薬やトローチなどの薬を処方してもらってくださいね。

目に関する症状

発熱より先に、目の充血や目ヤニなどの症状が出たら、眼科を受診しましょう。とはいえ、高熱やのどの痛みなどの症状も出ているようなら小児科を受診した方が良いでしょう。小さな子供を小児科と眼科の両方に連れて行くのは難しいですよ。

熱が下がった後、結膜炎の症状だけが残ってしまったら改めて眼科を受診してみてくださいね。

大人がプール熱に感染した場合

大人でもプール熱になる可能性があります。

大人が感染したら、内科や耳鼻咽喉科を受診すると良いでしょう。プール熱にかかっていたら、解熱剤や痛み止めを処方してもらえますよ。

プール熱(咽頭結膜熱)にかかった時の治療法・対処法

プール熱(咽頭結膜熱)を治すための薬はありません(※2)。解熱剤や痛み止めが処方されるので、後は自分の免疫で治すことになります。発熱時が脱水症状を避けるため、しっかり水分補給をさせてくださいね。

プール熱の時は水を飲むだけでものどに痛みを感じるので、オレンジジュースや炭酸など、刺激の強いの飲み物は避けましょう。プール熱の時は薬を飲んでしっかり水分補給し、安静にしてくださいね。