蒙古斑とは?おしりの青いあざ?消えない原因や治療の必要性も!大人まで残る可能性は?
蒙古斑とは?日本人に出やすい?という疑問や、蒙古斑ができる原因や無い場合などについてくわしく紹介します。また、背中・肩・足にできる異所性蒙古斑や、消えない場合の原因や治療の必要性などについても紹介します。蒙古斑とはと疑問を持っている人は参考にしてみてください。
海外では虐待と勘違いされることも
2児のママ
40代後半
子どもが幼稚園のときに仲良くなった外国人夫婦から、子どもの蒙古斑を虐待のあざだと勘違いされたことがあります。通報まではいかなかったのでよかったものの、蒙古斑を知らないみたいで説明するのが大変でした。
蒙古斑は、アジア圏以外ではあまり見られません。近年は日本に住む外国人が増えていますね。
特にメラニン色素が薄いヨーロッパ圏の人は、子どもの蒙古斑を虐待の後だと勘違いしてしまうケースが多いです。実際に、外国人に指摘された人もいます。外国人に虐待を疑われた時、蒙古斑ができる理由についてしっかり説明できると良いですね。
蒙古斑がないのは異常?
日本人には、90%とかなりの高確率で蒙古斑ができると言われています。かなりの高確率ではありますが、10人に1人の割合は蒙古斑ができないまま成長するのです。蒙古斑がないからと言って、特に心配する必要はありませんよ。
(子供の紫斑病の症状や原因については以下の記事も参考にしてみてください)
肩・背中・足などおしり以外の場所は『異所性蒙古斑』という?
蒙古斑はお尻や背中にできることが多いです。しかし、肩や背中、足などおしり以外に蒙古斑ができることもあります。お尻や背中以外にできる蒙古斑のことを、異所性蒙古斑と言います。
通常の蒙古斑は成長とともに消えることが多いですが、異所性蒙古斑は成長しても消えにくいです。(※3)ただ、全く薄くならなくても健康上の問題は特にありませんので、心配しすぎないようにしましょう。もし見た目が気になる場合はレーザー治療などで消すこともできますので、検討してみてくださいね。
(子供の扁桃腺の症状が気になる人は以下の記事も参考にしてみてください)
蒙古斑はいつ消える?大人まで残る可能性は?
蒙古斑が大きかったり濃かったりすると、いつになったら消えるのか心配になりますね。特に異所性蒙古斑は消えにくいので、大人になるまで残るのではないかと心配になるでしょう。以下から蒙古斑が消える時期について詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
蒙古斑なら遅くても中学生まで
お尻にできる小さな蒙古斑は、2歳頃から徐々に薄くなります。早い子どもなら小学校に入る頃までには消えるでしょう。遅くても中学校までには薄くなったり消えたりしますよ。
異所性蒙古斑は大人まで残る可能性も
異所性蒙古斑は子どもが成長するにつれて少しずつ薄くなりますが、成人するまで残る可能性もあります。健康上の問題はありませんが、外見が気になるのであればレーザー治療などで治療をすると良いでしょう。
持続性蒙古斑は消えづらい
お尻にできる蒙古斑でも、大きさが直径2cm以上になった「持続性蒙古斑」は消えにくいと言われています(※1)。病気につながることはありませんので、外見が気にならないなら放置しても良いでしょう。
蒙古斑が消えない原因や、治療の必要性は?
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