幼稚園の年中さんの年齢は？成長の特徴は？この時期の入園は遅い？体験談も

活発にコミュニケーションをとるようになり友達と遊ぶことが増えると、集団で遊ぶ時ならではのトラブルが出てきます。

決まった仲良しグループができるとその仲間だけで分かる遊びをつくり、周りの友達を仲間外れにしてしまうこともあるでしょう。また、言葉でコミュニケーションをとることが上手になる分、友達と何で遊ぶのか決める時や役割決めなどでトラブルを起こしてしまうことも考えられます。

周りの友達と関わり子供がトラブルを起こすと「あの子とはもう遊んじゃダメよ」と言ってしまうママがいます。

しかし、年中さんの場合、相手が嫌いでトラブルを起こしてしまうことは少ないでしょう。仲良くなりたい気持ちを上手に伝えることができなかったり、一緒に遊びたいことを上手に伝えることができなかったり……と言うことが原因でケンカに発展してしまうことが多いのです。

ケンカは、子供がコミュニケーションの方法を学ぶ良い機会です。保育園や幼稚園の頃にトラブルの解決方法を学ぶことはその後のコミュニケーション能力の発達に良い影響を与えます。年中さんの人間関係にはなるべく口を出さないようにしてくださいね。

友達とトラブルになった時こそ、友達とよく話し合うことができます。幼稚園や保育園に通っている子供は、自分と友達のトラブルを、先生が話し合いで解決してくれますね。先生が仲裁してくれる姿を見て「トラブルを話し合いで解決できる」ということを学ぶ子供も多いですよ。

年中さんになると人の気持ちを理解できるようになります。「おもちゃをとられたのが悲しかったのかな」など相手の気持ちを考え、自分たちで話し合い、解決するだけの下地が整ってきているでしょう。

もしママの前で子供がお友達と喧嘩をした場合も、ママはすぐに口を出さないようにしましょう。やみくもにケンカを止めず、少し様子を見るようにしてくださいね。

3歳になる頃には、子供を幼稚園に入園させようと考えるママが多いでしょう。最近では3歳から入園する3年保育と4歳から入園する2年保育を選ぶことができる保育園が増えています。4歳になってから幼稚園に入園させてもおかしくありませんよ。

保育期間は周りに合わせればいいか、と考えるママもいますが、3年保育と2年保育の違いを知って、子供の成長や家庭の状況にあった保育期間を選ぶことをおすすめします。

（赤ちゃんの体温計を選ぶ時のポイントについては以下の記事も参考にしてみてください）

子供を3歳から入園させるか4歳から入園させるべきか悩んだ場合は、子供の成長や家庭の事情に合わせて決めても良いでしょう。早生まれに合わせた保育期間にしたいのか、早めに集団行動の練習をさせたいのか、経済的に2年のみの保育が望ましいのか…など、保育期間を選ぶ基準はいろいろありますよ。

ママが集団行動の練習になるだろうと思って子供を幼稚園に入れても、幼稚園に強いストレスを感じていたら、むしろ子供の発達を妨げてしまう可能性があります。園によって規模や園児に対する先生の数、接し方などが異なりますので、見学に行ったり幼稚園についてよく調べてみたりして、保育期間を決めてみてくださいね。

年中から入園すると、友達ができるかなどを心配してしまうママが多くいます。しかし、あまり心配する必要はありません。学年が上がるとクラス替えを行う園が多いからです。

また、転勤などの関係で転入してくる子供もいますので、年中から保育園に通ったからといって目立ってしまうことはないでしょう。