1歳半頃から始まる『癇癪』とは?原因や子供への適切な対応を紹介!体験談も

子供が最近よく癇癪を起こすようになったと感じることはありませんか。1歳半頃から始まる癇癪(かんしゃく)の原因や、種類について説明します。また子供への最適な対応についても体験談をあわせて紹介します。1歳半頃の子供の癇癪でお悩みのママ、パパは必見ですよ。

Contents
目次
  1. 1歳半頃から始まる『癇癪』とは?
  2. 1歳半頃から始まる癇癪の原因は?気持ちを伝えるため?
  3. 1歳半頃から始まる癇癪の種類は?
  4. 癇癪を起こす子供への適切な対応は?
  5. 1歳半頃から始まる癇癪は成長の証

1歳半頃から始まる『癇癪』とは?

1歳以降になると、パパやママと言葉でコミュニケーションをとれるようになります。子どもとのコミュニケーションが一層楽しくなってきた……と感じた矢先に子どもが物を投げたり大声で泣いたりし始めたら、どう対処するべきなのか分からず、困惑してしまいますね。

子ども自身がどうしたらよいか分からずパニックになり、大声で泣く、物を投げつける、床に寝転んで暴れるなどすることを「癇癪」と言います。2歳前後になり、もっと言葉を上手に話せるようになれば、癇癪を起す頻度は減りますよ。(※1)

癇癪を起こすのは「成長して自我が芽生えてきている」ということです。わがままと違いしつけて治す必要はありません。

(イヤイヤ期については以下の記事も参考にしてみてください)

イヤイヤ期はいつからいつまで?1〜2歳頃の対応方法は?ママの体験談をもとに紹介

1歳半頃から始まる癇癪の原因は?気持ちを伝えるため?

1歳半になった赤ちゃんは、どうして癇癪を起こしてしまうのでしょうか? 原因が分からないと不安になってしまいますよね。以下から子どもが癇癪を起す原因を見ていきましょう。

思い通りにいかない

1歳半頃の子供はそこまで上手に言葉を話せませんし、身体能力も未発達です。

例えば子供が「テーブルの上にあるコップを取りたい」と思っても、ママに言葉で伝えたり自分で取ったりすることができません。なかなか自分の思い通りに行かないことが悔しくて、癇癪を起すことがあります。

感情のコントロールができない

子供は自分の怒りやイライラをコントロールしたり、発散することがまだ上手ではありません。そのため、イライラした気持ちをどう扱えばよいかがわからずに、泣き叫んだり物を投げつけたりすることがあります。

眠気や空腹

眠たいのに眠れない時や「疲れたから抱っこしてほしい」と思っているのに抱っこしてもらえない時に、大泣きしたり暴れたりする子どももいます。

空腹時にイライラして、癇癪を起こす子どももいます。食事前に高確率で子どもが癇癪を起こすようなら、おやつの時間を少し工夫してみると良いでしょう。

かまってほしい

下の子が生まれた時や引っ越した時など、ママやパパに注目してほしいと感じて癇癪を起こす子どもも多くいます。

特に下の子が生まれた場合はママの関心がすべて下の子どもに行ってしまうので、癇癪がひどくなるでしょう。不安感や寂しさ、嫉妬を感じて赤ちゃん返りすることもありますよ。

(赤ちゃん返りについては以下の記事も参考にしてみてください)

二人目育児が辛くて大変…!上の子への接し方のコツや、便利グッズを紹介!

1歳半頃から始まる癇癪の種類は?

子どもの癇癪がひどいと、癇癪なのかわがままなのか判断がつかず、対処に困ってしまいますね。子供が癇癪を起こした時の一般的な行動は以下です。

・泣く、叫ぶ、金切り声をあげる
・床にひっくり返って暴れる
・物を投げつける
・地団駄を踏む
・頭突きする
・噛み付く

通常の癇癪なら、あまり心配しなくて良いでしょう。しかし、癇癪を起こして自傷や多傷行為をする場合は要注意です。

また、5歳以降になっても癇癪が改善されない場合は発達障害が原因で感情のコントロールを上手にできていない可能性があります。5歳を過ぎても子どもが頻繁に癇癪を起こすようなら、医師に相談しましょう(※1)。

(発達障害については以下の記事も参考にしてみてください)

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