赤ちゃん用リップクリームおすすめ15選!唇が乾燥でカサカサする前に対策しよう!
空気が乾燥するシーズンに入ると、赤ちゃんの唇もカサカサになってしまいます。唇をケアできる赤ちゃん用リップクリームおすすめ15選を紹介します。リップクリームが赤ちゃんにも必要な理由や、アレルギーなど選び方の注意点も紹介するので参考にしてくださいね。
はちみつ入りは避ける
赤ちゃん用のベビーリップを選ぶ際に特に気を付けたいのが、成分にはちみつが使われている点です。はちみつには保湿の効果があり、自然由来の成分が唇の保湿に良いため、選んでいる人も多いです。しかし、1歳未満の赤ちゃんが使うリップクリームとしては、はちみつ入りのリップクリームは避けた方がいいでしょう。
はちみつにはボツリヌス菌が含まれていることがあります(※1)。まだ腸内細菌が少ない1歳未満の赤ちゃんが、乳児ボツリヌス症にかかるリスクがあるのです。リップクリームの場合は加工がしてあるため、生のはちみつを食べるよりは安全です。しかし、120度を超える温度で加熱しないとボツリヌス菌は死滅しないため、100%大丈夫とはいいきれないでしょう。
万が一のことを考え、赤ちゃんに使うのであれば避けた方が安心です。また、凝固剤として蜜蝋が使われているリップクリームもあります。蜜蝋は蜂の巣から取り出したロウからできています。はちみつのように過敏になる必要はありませんが、気になるママは避けた方が安心でしょう。
(はちみつについては以下の記事も参考にしてみてください)
無添加
リップクリームには香料や油分を酸化させない酸化防止剤や、保存料などの添加物が使われ、品質を保っています。しかし、添加物の多いリップクリームを赤ちゃんに使うことにためらうママも多いことでしょう。赤ちゃん用のリップクリームは無添加の商品が多く、無添加の表示のある商品を選ぶと安心です。
しかし、リップクリームの主成分は油のため、酸化防止剤が入っているものが多いです。油は酸化すると、過酸化脂質という動脈硬化などを引き起こす物質に変わります(※2)。これが体に悪影響を与えるため、酸化防止剤が使われています。酸化防止剤は酸化を防ぐ効果があるとはいえ、添加物が入っている商品を赤ちゃんに使うのは、不安になることでしょう。
その場合は、自然由来の成分が使われている酸化防止剤を選びましょう。主なものに「ローズマリー葉エキス」「ブドウ種子エキス」「ビタミンE(トコフェロール)」などがあります。これらの成分は自然由来のため、安心して利用でき、しかも油の酸化も防ぎます。これらの成分が入っているリップクリームであれば、添加物を気にせず安心して使えるでしょう。
ラノリンが入っている
ラノリンも赤ちゃんに使うなら注意したい成分です。ラノリンは羊毛に含まれる油の成分で、アレルギー反応が出る人も多い成分です。家族にラノリンやウールの服などでアレルギーが出る人がいる場合、赤ちゃんに使うリップクリームとしては避けた方がいいでしょう。
アレルギー反応は家族であっても個人で違うため、必ずアレルギーが出るわけではありません。ラノリン入りのリップクリームを使いたい場合は、赤ちゃんにパッチテストなどを行ってから使うと安心でしょう。
ナッツ類の油が使われている
ナッツ類の油が使われているリップクリームも避けた方がいい成分です。ナッツ類の油もアレルギー反応が出る恐れがあるためです。ナッツ類の油は自然派由来で、食用としても使えるため人気があります。しかし、ナッツ類のアレルギーが家族にいる場合は、赤ちゃんにも遺伝している可能性があり、避けた方が安心でしょう。
しかし、ナッツ類の油は、自然由来の成分でアレルギーがなければ安心して使える成分です。赤ちゃんに使いたい人は、パッチテストをしてアレルギー反応が出ないことを確かめてから使うと安心して使えるでしょう。
アボカドオイルが使われている
アボカドもアレルギーが出やすい食品のひとつで、特に月齢が早いうちは離乳食でも避けた方がよいとされています(※3)。アボカドには脂質が多く含まれ、食品としても食べられることから、リップクリームの成分に使用されることが多いものです。もしアレルギーがある場合は、アボカドオイルが使われているリップクリームは使用しない方がいいでしょう。
(アレルギーについては以下の記事も参考にしてみてください)
大人用のメントールリップは使用しない
赤ちゃんの唇のカサカサに気が付いたとき、大人用のリップクリームで代用した経験のあるママもいることでしょう。しかし、手持ちのリップクリームがメントールであれば使わない方がいいでしょう。赤ちゃんや子供は刺激に弱く、スッとして気持ちいのいいメントールですが、子供によっては大きくなってもメントールが嫌だという子供もいる程です。
メントールの刺激は、赤ちゃんが付けることを嫌がるようになる恐れが考えられます。荒れているとメントールの刺激は痛いと感じてしまうでしょう。カサカサの唇にリップクリームを塗ることは赤ちゃんの体を守るためにも必要です。刺激のないタイプを選ぶことは大切でしょう。
赤ちゃん用リップクリームおすすめ15選!
赤ちゃんにも安心して利用できるリップクリームにはどのようなタイプがあるのでしょうか。おすすめのリップクリームを15選紹介していきます。敏感肌やアレルギーの人が使っているタイプもあり、家族で同じものを使っている人もいます。
しかし、赤ちゃんにも利用できるタイプの中にも、赤ちゃんによってはアレルギーを起こしやすいものや添加物が使われているタイプもあります。選ぶ際にはパッケージに書かれている成分を参考にして、赤ちゃんに合ったリップクリームを見つけましょう。
1. ベビーワセリンリップ
唇の保護や乾燥を防ぐ、きめ細かい白色ワセリンを使用した赤ちゃん用のリップクリームです。白色ワセリンは化粧品などにも使われることが多く、アレルギー体質の人や肌の弱い人も多く使っています。ワセリンは口に入れても害がなく、安心して使うことができる物質なのです。
「ベビーワセリンリップ」は、チューブの先が塗りやすいようにカットされています。無香料、無着色、防腐剤に使われるパラベンも入っていません。肌の弱い赤ちゃんの唇にもママにも一緒に使えるでしょう。
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