新生児が喜ぶ遊び!遊び方のポイントは?遊び道具のおすすめも!

生まれたばかりの新生児はどんな遊びを一緒にしたら良いのか迷いますよね。この記事では、新生児の体の状態や、喜ぶ遊び方、おすすめの遊び道具などを紹介します。また新生児が絵本や歌、外遊びを始める時期、反射遊びについてもあわせて紹介します。

Contents
目次
  1. 新生児の体の状態は?
  2. 新生児が喜ぶ遊び方は?
  3. 新生児におすすめの遊び道具は?
  4. 新生児に絵本や歌は早い?
  5. 赤ちゃんと外遊びはいつからOK?
  6. 新生児と反射遊びでスキンシップを取ろう!
  7. 新生児は遊ぶことで脳や体の発達につながる!

新生児の体の状態は?

生まれたばかりの新生児の赤ちゃんは、本当に小さくて可愛いですよね。新生児の赤ちゃんは、大人とは体の状態がまったく異なります。まだ未発達な部分が非常に多く、思うように動けない状態です。首もすわっていないので、パパやママですらこわごわと触れる場合もあるでしょう。

そんな新生児と接する上で、新生児の体や脳はどのくらい発達しているのか気になりますよね。発達の度合いを知っておくことは、新生児との遊びにも役立ちます。

(新生児から音楽を聴く効果については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児から音楽を聴く効果は?脳・知育への影響は?曲選びのコツも解説!

目はほとんど見えない

生まれたばかりの新生児は、一体何を見ているのかよくわからない、焦点が合っていないような目をしていますよね。これは、新生児の視力が未発達だからです(※1)。すぐ近くのものは見えますが、その範囲は20cm程度でしょう。それよりも離れたものはぼんやりとしかわかりません。

しかし、段々と物を見続けているうちに、その刺激で視力は発達していきます。パパやママが顔をすぐ近くまで寄せることも、赤ちゃんにとっては視力の発達に必要な大切な刺激です。

(赤ちゃん・新生児の首については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃん・新生児の首は要注意!安全な抱き方やガクンとした時の影響も!

耳は産まれる前から聞こえている

赤ちゃんの耳はママのお腹にいる時点である程度発達しているため、音を聞き取ることができます(※2)。胎教として音楽を聞かせたり、ママやパパががお腹に話しかけることが勧められているのはそのためです。しかし、新生児の時点では大人ほどの聴力は備わっておらず、まだ発達の途中の状態です。

生後3ヶ月程度経つと聴力はほぼ発達し、音をしっかりと聞き取れるようになります。

体の動きは反射が中心

新生児は指を差し出すとぎゅっと握ってくれます。また、耳に向かって話しかけると、ビクッとしたような反応をする場合もあるでしょう。一見するとこれらの動きは、赤ちゃんが自分の意思で動いているようにも見えます。しかし、これらは新生児が赤ちゃんの意思とは無関係にしている「原始反射」と呼ばれる動きです(※3)。

反射による動きは新生児独特の動きですが、成長に伴って自然に消えていきます。反射の動きの中には、その後の発達のために大事な動きもあります。新生児のうちは反射の動きを取り入れた遊びをしてみるのもおすすめです。

新生児が喜ぶ遊び方は?

新生児の時期は、まだ首もすわっていない上に目もほとんど見えていません。音の認識もあいまいです。そのような状態では、遊びなんてできないのではないかと感じる人もいるでしょう。しかし実際にはパパやママの小さな動作が、赤ちゃんにとっては楽しい遊びとなります。そしてそれらの遊びは赤ちゃんの脳の発達に大いに役立つのです。

基本的には、新生児の赤ちゃんの五感を刺激することを遊びに取り入れるようにします。五感の刺激は脳の発達に非常に役立つからです。

目を合わせる

パパやママが赤ちゃんに顔を近づけて目を合わせることは、新生児が喜ぶ遊びのひとつです。20cm程度の距離にまで近づけば、赤ちゃんは目で見ることができるようになります。普段ぼんやりとした視界の中に、突然くっきりと何かが見えることそのものが、新生児にとってはとても新鮮で刺激的に感じるでしょう。

赤ちゃんは、見えるのものの中でも特に人の顔に反応を示すと言われています。顔を近づけて目を合わせているうちにパパやママの顔を認識していくのです。顔以外にも、おもちゃなどの道具を顔の近くまでそっと持っていって見せてあげるのも良いでしょう。

話しかける

赤ちゃんは言葉も理解できないから話しても意味がないと感じるかもしれません。しかし、実際にはパパやママなどが話しかけることは、赤ちゃんの脳の発達に役立つ大事な遊びのひとつです。声の音を聞いているうちに、音を聞き分けることができるようにもなっていきます。

近くに顔を寄せながら話しかけると、聴覚も視覚も一度に刺激を与えることができるでしょう。声の音を聞いているうちに、みんなが楽しんでいる時の声の音や喜んでいる時の声の音などを判断できるようにもなります。

体をマッサージ

赤ちゃんにとって楽しい遊びのひとつにスキンシップがあります。肌を通して触感を刺激されるのは、お腹の中にいた時には感じることのできなかった新しい感覚です。大人でも優しいタッチのスキンシップは気持ち良いと感じますよね。それは赤ちゃんも同じです。スキンシップを通して、ママやパパからの愛情を感じることもできるでしょう。

また、スキンシップは触覚を刺激する行為なので、触覚をつかさどる脳の機能の発達にも役立ちます。