ひな祭りの意味・由来は?雛人形の道具の意味なども子ども向けに簡単に解説!

ひな祭りや、雛人形、七段飾り、つるし雛、道具などの意味・由来を解説します。ひな祭りの食べ物が持つ意味やひな祭りの意味を子どもへ簡単に解説するコツも紹介しますので、ひな祭りの由来について気になるママはぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. ひな祭りの意味・由来は?
  2. 雛人形や桃の花を飾る意味・由来は?
  3. 雛人形の道具の意味・由来は?
  4. 七段飾り・つるし雛の意味・由来は?
  5. ひな祭りの食べ物が持つ意味
  6. ひな祭りの意味・由来を子どもへ簡単に解説するコツ!
  7. ひな祭りの意味・由来を理解しよう!

瓶子は、お祭りの時にお酒を入れる器のことです。瓶子が日本の神事に利用されるようになったのは、平安時代の中期からです。中国で使用されていた器が渡来してきたことをきっかけに広まったと言われています。

熨斗

熨斗は元々、アワビの肉を薄くはいで伸ばし、乾かした「熨斗鮑」というものでした。江戸時代に長生きの印として重宝されるようになってから、祝いの場面で高価な贈答品として用いられるようになったのです。

時代が移り変わると共に熨斗鮑を和紙に包んだ形を「のし」と称し、贈答に付ける風習が付いたと言われていますよ。

犬筥(いぬばこ)

犬筥は、和紙で作られた一対の犬です。最近は焼き物で作られることが多い傾向にあります。赤ちゃんの守り神という役割を持っており、枕元で赤ちゃんを見守っています。

桜と橘(たちばな)

雛人形に桜と橘がつきものなのは、京都御所の庭をモデルにして作られているからです。京都御所の庭には、雛人形と同じように右近の橘、左近の桜が植えられています。この左右はお雛様からみた向きなので、向かって右に桜を置くようにしてくださいね。

七段飾り・つるし雛の意味・由来は?

雛人形の中には、七段飾りやつるし雛など種類があります。なぜ飾り方に違いがあるのか、気になる人もいるでしょう。以下から詳しく紹介します。

(破魔矢の意味や飾り方については以下の記事も参考にしてみてください)

破魔矢とは?男の子の初正月に買うべき?意味や飾り方、置き場所、処分についても!

七段飾り

古くから七の数字は縁起が良いものだとされています。そのため、ひな祭りに雛人形を飾って楽しむようになった江戸時代以降は七段の雛飾りが最も豪華で美しいとされ、裕福な家で七段飾りの雛人形が飾られていました。それぞれの段に飾られる人形を以下から紹介します。

一段目・お内裏様とお雛様
二段目・三人官女
三段目・五人囃子
四段目・随臣
五段目・仕丁
六段目・嫁入り道具
七段目・お輿入れ道具

最近では、お内裏様とお雛様のみを飾る「親王飾り」お内裏様とお雛様に三人官女のみを飾る「三段飾り」などが主流になっています。段数が少なくても、お雛様に込められた意味は変わりませんよ。

つるし雛の由来は?

つるし雛は、豪華な雛人形を用意できない庶民に浸透した文化です。小さな人形を作って親戚や近所の人と持ちより、つるして飾ったことが起原だとされています。

つるし雛には移住食に困らないように、という願いが込められています。布で作られた人形に込められた願いは以下の通りです。

●犬やイノシシ…犬のお産が軽いことにあやかり、子宝に恵まれることを願って
●糸巻…裁縫上手になるように
●這い子人形…ハイハイをしている赤ちゃんの人形。子どもが丈夫に育つように
●唐辛子…可愛い娘に悪い虫が付かないように

ひな祭りの食べ物が持つ意味

ひな祭りに食べられる食べ物がどんな意味を持っているのか、気になってしまう人は多いでしょう。以下から、ひな祭りの食べ物が持つ意味について詳しく紹介します。

菱餅(ひしもち)

菱餅(ひしもち)をひな祭りに飾るようになった由来として一般的なのは、緑とピンク、白の三色がそれぞれ健康と魔除け、清浄を表しているという説です。

菱餅に使用されているヨモギは昔から厄払いの働きがある薬草だとされていました。また、ピンク色を作るために使われていたクチナシは解毒作用があるとされています。どちらも厄を払う薬草で縁起が良いため、女の子の成長を祈るひな祭りに使用されていたのでしょう。