ひな祭りの意味・由来は?雛人形の道具の意味なども子ども向けに簡単に解説!

ひな祭りや、雛人形、七段飾り、つるし雛、道具などの意味・由来を解説します。ひな祭りの食べ物が持つ意味やひな祭りの意味を子どもへ簡単に解説するコツも紹介しますので、ひな祭りの由来について気になるママはぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. ひな祭りの意味・由来は?
  2. 雛人形や桃の花を飾る意味・由来は?
  3. 雛人形の道具の意味・由来は?
  4. 七段飾り・つるし雛の意味・由来は?
  5. ひな祭りの食べ物が持つ意味
  6. ひな祭りの意味・由来を子どもへ簡単に解説するコツ!
  7. ひな祭りの意味・由来を理解しよう!

能楽のお囃子を奏でる五人の男の子。向かって右側から、謡・笛・小鼓・大鼓・太鼓を持っています。

隋臣(ずいじん)

お内裏とお雛様を守る二人の用心棒です。右大臣が右側の若者、左大臣が左側の老人です。

仕丁(しちょう)

三人の雑用係。向かって右側からほうき、ちりとり、熊手を持っています。外出用の付き人として、立傘やくつ台、台傘を持っている場合もあります。

桃の花を飾る意味

桃の花には魔除けや厄除けの力のほか、長寿をもたらす力があると言われています。イザナミとイザナギの神話や桃太郎などのおとぎ話などにたびたび登場し人々を不思議な力で救ったことも、桃が生命力の象徴として扱われる理由でしょう。

このような理由から、桃の花をひな祭りに飾る習慣が続いているのです。

雛人形の道具の意味・由来は?

雛人形の道具に何か意味があるのか、全部飾る必要があるのかと疑問に感じてしまう人もいるでしょう。雛人形の道具の意味や由来を以下から紹介します。

(雛人形の値段相場については以下の記事も参考にしてみてください)

雛人形の値段相場は?価格が高い・安い違いは?選び方のコツも!体験談多数

屏風

平安時代などの住環境においては、屏風は風よけとして大切な役割を果たしていました。雛人形に使われる屏風は、正式には六枚折れで、二枚一対になっています。ポピュラーなのは金色の屏風ですが、最近は絵柄の入った屏風や黒色の屏風も販売されていますよ。

几帳(きちょう)

のれんのように上から布を垂らした帳をT字の木枠から垂らし、ついたてとして動かせるようにしたものを几帳と呼びます。平安時代の貴族の屋敷は一部屋が広く仕切りがないため、部屋を細かく仕切るために几帳が使用されていました。

緋毛氈 (ひもうせん)

緋毛氈の緋色は生命力を意味しています。風水でも、緋色は金運や幸運を呼ぶ色とされていますよ。

三方(さんぽう)

三方は、丸いお皿に1本の脚台を持つ器です。縄文時代や弥生時代から、身分の高い人に食べ物を献上するための器として使用されていました。二段重ねの紅白のお餅や和菓子を乗せていることが多いでしょう。

瓶子(へいし)