臍炎・臍肉芽腫の症状とは?原因や塗り薬などの治療法は?受診の目安も!

赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫という病気を知っていますか?この記事では、赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫とは?という疑問をはじめ、症状・原因や、薬など治療法について解説します。さらに、塗り薬など治療法や、受診の目安も紹介しますので参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫とは?おへそから感染する病気?
  2. 赤ちゃんの臍炎の症状は?原因・治療法も!
  3. 赤ちゃんの臍肉芽腫の症状は?原因・治療法も!
  4. 赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫が悪化するとどんなリスクがある?受診の目安も
  5. 赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫の予防方法
  6. 赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫について知っておこう

臍肉芽腫の治療法

赤ちゃんの臍肉芽腫は、消毒をして滅菌ガーゼでおへそ覆っておくことでほとんどの場合は症状が改善するといわれています。ただし、症状が悪化した場合には早めに小児科を受診する必要があるでしょう。臍肉芽腫が小さいものであれば、硝酸銀棒や硝酸銀液を使って焼き切り消毒をする治療が行われます。この1回の治療で、臍肉芽腫はきれいになるでしょう。

臍肉芽腫が大きい時は、何度か焼く治療を行ったり、場合によっては根元を糸で縛って切り取る治療が必要になります。臍肉芽腫が大きい場合も、いずれかの治療を行うことで数日できれいなおへそになりますよ。

専業主婦

30代

赤ちゃんの1ヶ月健診の時におへその状態をみてもらうと、臍肉芽腫だと診断されました。糸で縛って治療をするといわれ、痛そう!と思いましたが、神経が通ってないから痛くないとのこと。パパッと処置してもらい、その後すぐにおへそもきれいな状態になりました。

どの治療法も少し怖いイメージがあるかもしれませんが、赤ちゃんの臍肉芽腫には神経がないため熱さや痛みを感じる心配はありません。

赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫が悪化するとどんなリスクがある?受診の目安も

赤ちゃんの臍炎や臍肉芽腫は、正しい治療を行わず放置してしまうとどんどん悪化する危険性もあります。悪化させないためには、軟膏などの治療薬を使ったり切除術による治療を行うことがとても大切です。

また、正しい治療を行ってもまれに症状が改善しない場合もあります。そのような場合は、臍炎や臍肉芽腫の原因が単純な炎症でない可能性の考えられるため、医師に早めに相談するようにしましょう。ここでは、赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫が悪化した場合のリスクについてくわしく解説していきます。

(赤ちゃんの病気については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのカンジダ皮膚炎の症状・原因は?薬など治療法は?自宅ケアの仕方も!

敗血症

赤ちゃんの臍炎や臍肉芽腫を治療せず放置していると、細菌がおへそから全身へまわり敗血症になってしまうリスクがあります(※3)。敗血症は、血液から全身にまわった細菌が臓器などを攻撃する深刻な病気です。病状が悪化してしまうと、出血が止まらなくなるなどの重篤な症状が出ることもあります。

腹膜炎

赤ちゃんの臍炎や臍肉芽腫を放置すると、炎症がお腹まで広がり腹膜炎にかかるリスクもあります。腹膜炎とは、腹膜に炎症が起こり嘔吐や腹痛などの症状を引き起こす病気です。とくに新生児の赤ちゃんはこれらの症状を言葉で伝えることができません。少しでも異変を感じたら、早急に医療機関を受診するようにしましょう。

赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫の予防方法

新生児期の赤ちゃんのおへそはトラブルが起こりやすい状態だからこそ、ママがしっかり気をつけてあげたいですよね。赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫は、お家でのケアで予防することもできます。ここでは、赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫の予防方法について紹介していきます。

お手入れをしながら毎日チェックする

赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫を予防するためには、毎日おへそのお手入れを行い異変がないか確認することが大切です。毎日チェックすることで、臍炎や臍肉芽腫の症状に早く気付いてあげることができます。初期段階で治療やケアをすることで、悪化させずに済みますよ。

また、赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫の予防のためには、おへそを清潔に保ってあげることがとても大切です。赤ちゃんのおへそのお手入れは、新生児のころから毎日の入浴で行いましょう。おへそをしっかり洗い、こすらず丁寧に拭いてあげます。これだけでも、赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫の予防には効果的です。

消毒薬できれいにする

専業主婦

20代

へその緒が取れてからもジュクジュクが治らず、毎日きれいに洗って消毒してました。そのおかげか、ジュクジュクしていても炎症まではいかずおへその病気にはかからなかったです。毎日のお手入れって大切だなと思ったよ。

新生児の赤ちゃんのおへそが膿みでジュクジュクしている時は、消毒薬を使ってきれいにしてあげましょう。アルコールなどの消毒薬をつけ、綿棒などで優しくこすってあげるのがおすすめです。綿棒で優しくこすることで、残ってしまっているへその緒も取れやすくなるでしょう。