ひな祭りの離乳食!初期・中期・後期・完了期別にアレンジレシピや盛り付け方を紹介

離乳食を食べられるようになったら「できればひな祭りも特別なメニューでお祝いしてあげたい…」と思う人も多いのではないでしょうか。今回は、離乳食でひな祭りをお祝いするときにおすすめのメニューを初期・中期・後期・完了期に分けて紹介します。

Contents
目次
  1. 離乳食でもひな祭りをのお祝いをしたい!
  2. 離乳食初期におすすめのひな祭りメニュー
  3. 離乳食中期におすすめのひな祭りメニュー
  4. 離乳食後期におすすめのひな祭りメニュー
  5. 離乳食完了期におすすめのひな祭りメニュー
  6. ひな祭りを離乳食でお祝いしよう!

離乳食でもひな祭りをのお祝いをしたい!

離乳食を食べられるようになってから初めてのひな祭りのメニューは、どんな食材で、どんな盛り付けにすればいいのかと悩んでるママはいませんか?離乳食は月齢に応じて、食べられる食材や固さも変わってきます(※1)。限られた食材や調理法の中でひな祭り風にアレンジするのは、なかなか難しいですよね。

特に離乳食初期は使える食材が少ない上にペースト状なので、これをひな祭り風にできるのか疑問に思うかもしれません。しかし、盛り付けに工夫をすれば大丈夫です。それでは、成長に合わせて、離乳食を初期・中期・後期・完了期に分けたひな祭りのアレンジレシピを見ていきましょう。

(ひな祭りとは何をするの?については以下の記事も参考にしてみてください)

ひな祭りとは何をするの?昔と今の風習は違う?用意する食べ物や飾りについても!

離乳食初期におすすめのひな祭りメニュー

出典:https://cookpad.com/recipe/2497603

【材料】
ペースト状のトマト・小さじ2
10倍粥・小さじ5
ペースト状のほうれん草・小さじ1
すり潰したシラス・小さじ1
アルミホイル(または冷凍可能なシリコンカップ)

【作り方】
①トマト・ほうれん草・10倍粥をそれぞれ裏ごししてペースト状にする
②しらすは塩抜きしてすり潰しておく
③アルミホイルを10cm程度の長さに切り、半分に折る
④③のアルミホイルに十字の折り目をつけて目安にし、四方の辺を立てて菱形になるように整える
⑤ペースト状にしたトマトと10倍粥小さじ1を混ぜ、アルミホイルの方に入れ冷凍庫で固める
⑥⑤が固まったら、10倍粥小さじ3を入れて再び冷凍庫へ
⑦ペースト状にしたほうれん草、10倍粥小さじ1、ペースト状のシラスを混ぜ合わせ、冷凍した⑥の上に流し込む
⑧最後に冷凍庫で完全に固める
⑨食べるときにレンジで解凍し、お皿に盛りつける

離乳食初期の10倍粥は、とても柔らかく崩れやすいので、そのままでは菱餅の形にすることが難しい食材です。1度冷凍することで、ペースト状の10倍粥をひな祭りらしい離乳食にアレンジするアイデアレシピですね。まだ食べられる食材が少ない時期ですが、盛り付けを工夫すれば、離乳食初期でもお祝いメニューを作ることができます。

(離乳食初期の野菜の進め方については以下の記事も参考にしてみてください)

離乳食初期の野菜の進め方は?量・順番や月齢別におすすめの種類を紹介

離乳食中期におすすめのひな祭りメニュー

出典:https://cookpad.com/recipe/4989222

【材料】
(ちらし寿司)
7倍粥・80g
しらす・大さじ1
錦糸卵・適量
ブロッコリー・適量
ニンジン・適量
(三色団子風マッシュポテト)
マッシュポテト・大さじ3
ほうれん草・小さじ1
人参・適量
(梅の花風カボチャ)
マッシュカボチャ・大さじ1
錦糸卵・適量
(うずらの内裏雛)
ウズラの・卵2個
キュウリ・適量
人参・適量
黒ごま・少々
海苔・少々
(デザート)
ヨーグルト・適量
イチゴ・適量
キウイ・適量

【作り方】
(ちらし寿司)
①7倍粥としらすを混ぜ合わせる
②ラップを敷いた器に①を入れ、型抜きする
③型抜きしたご飯の上に、錦卵、茹でたブロッコリーを飾る
④茹でたニンジンをひな祭りらしい花形などに型抜きして、その上に盛り付ける
(三色団子風マッシュポテト)
①ジャガイモを茹でてマッシュポテトを作り、3等分する
②3等分したマッシュポテトの1つにはペースト状にしたほうれん草、もう1つはペースト状の人参を混ぜ合わせる
③残りの1つは白いままで、それぞれを丸めて団子状にする
④竹串に刺して、三色団子のように盛り付ける
(梅の花風カボチャ)
①茹でてつぶしたカボチャを丸め、切り込みを入れて梅の花に見立てる
②錦卵を花弁に見えるように飾る
(ウズラの内裏雛)
①キュウリを数cmに切り、上に茹でたウズラの卵を乗せ、ピックを刺す
②お内裏様は薄くスライスしたキュウリ、お雛様は薄くスライスして茹でたニンジンを着物のように巻き付ける
③海苔で髪を、黒ゴマで目を作り、ストローでくり抜いたニンジンを頬と口にする
(デザート)
①ペースト状にしたキウイとイチゴをそれぞれヨーグルトに混ぜる(3色必要なので1つはプレーンのまま)
②3色を交互に重ねて器に盛りつける

デザート付きで盛り付けにもこだわった、お祝いにふさわしい離乳食のアレンジレシピです。離乳食中期になると食べられる食材も増え、噛まずに飲み込めるペースト状から、少しずつ歯茎でもつぶせるくらいの固さがある食材に変化していきます(※1)。子供が手づかみでも食べられる大きさや形にして、ひな祭りらしくアレンジしましょう。

紹介したレシピではピックや竹串を使うので、食べるときは危険がないように外しておくと安心です。また、アレルギーが心配な場合は、卵を除いてもかまいません。工程が多く手間がかかりますが、特別な日のお祝いにぜひ作ってあげたいですね。

(生後7~8ヶ月(離乳食中期)については以下の記事も参考にしてみてください)

生後7~8ヶ月(離乳食中期)の1週間分の献立!モグモグ期の進め方や量の目安など!

離乳食後期におすすめのひな祭りメニュー

出典:https://cookpad.com/recipe/3718974

【材料】
(ちらし寿司)
5倍粥・適量(子供が食べる量に合わせて)
ゆで卵の黄身・適量
鮭・適量
ほうれん草・20g
ニンジン・適量
(豆腐のあんかけ)
豆腐・適量
インゲン豆・10~15g
ニンジン・適量
(三色団子風ポテト)
ジャガイモ・適量
ニンジン・適量
青のり・少々

【作り方】
(ちらし寿司)
①ゆで卵を作り、黄身をつぶす
②お弁当用のシリコンケースの一番下につぶしたゆで卵の黄身を入れる
③鮭を焼いて細かくほぐし、5倍粥と混ぜ合わせ②の上に重ねる
④③の上に白いままの5倍粥を重ねる
⑤茹でたほうれん草を細かく切り、5倍粥と混ぜて④の上に重ねる
⑥ひっくり返して一番上に飾り切りをしたニンジンを乗せる
(豆腐のあんかけ)
①豆腐を適当な大きさに切り、器に盛る
②ニンジンとインゲン豆を入れたあんを作り、豆腐の上にかける
(三色団子風ポテト)
①ジャガイモを茹でてマッシュポテトにし、3等分にする
②1つはそのままにし、残りの2つは茹でてつぶしたニンジンと青のりをそれぞれ混ぜ合わせる
③三色のマッシュポテトをそれぞれ丸めて団子に見立て、串に刺す

見た目も鮮やかな、菱餅風のちらし寿司です。離乳食後期は、それまでよりお粥もしっかりとした固さになってくるので、盛り付けも楽にできるかもしれません。三色団子に串を使っているので、食べるときは危険のないよう気を付けましょう。

離乳食も後期になると、薄味であれば大人からの取り分けもできるようになってきます。こちらのレシピの豆腐のあんかけは、大人用の茶わん蒸しに使うあんを離乳食用に取り分けたアレンジメニューです。お祝いメニューは特に品数も多くなりがちなので、まとめて作って取り分けができると時間も短縮できて便利ですね。

離乳食完了期におすすめのひな祭りメニュー