離乳食初期の野菜の進め方は?量・順番や月齢別におすすめの種類を紹介

生後5~6ヶ月からスタートする離乳食。どのように進めればいいのか疑問に思うママも多いことでしょう。そこで今回は離乳食の野菜はいつからOKなのか、量・順番など進め方を解説します。月齢別におすすめの野菜の種類や、下準備、食べやすくする方法も紹介します。

Contents
目次
  1. 離乳食初期の野菜の進め方は?いつからOKなの?
  2. 離乳食におすすめの野菜の種類を月齢別に紹介!
  3. 離乳食初期の野菜の下準備は?蒸す・裏ごしなど!
  4. 離乳食の野菜を食べやすくする方法は?
  5. 離乳食で野菜を使用する際の注意点
  6. 離乳食で赤ちゃんに野菜を食べさせよう!

離乳食初期の野菜の進め方は?いつからOKなの?

赤ちゃんが10倍粥に慣れてきたら、野菜を少しずつ食べさせてあげたいですね。しかし、離乳食初期の赤ちゃんにいつからどのような野菜を食べさせれば良いのか悩んでしまうママは多いでしょう。以下から離乳食の野菜の進め方や柔らかさの目安などを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(赤ちゃんが離乳食を食べない原因などについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが離乳食を食べない!月齢別に嫌がる原因・対処法を解説!体験談も!

いつから

離乳食を始めるタイミングは、生後5~6ヶ月ごろです(※1)。開始するのが早すぎると赤ちゃんの体に負担がかかり、遅すぎると栄養が不足してしまいます。首がしっかりすわり、支えがあれば座れるようになる時期から、離乳食を開始するようにしましょう。

野菜は、10分粥を食べさせ始めてから6~7日目たった頃から徐々に食べさせてみてくださいね。

やわらかさの目安

離乳食初期に初めてあげる野菜は、柔らかく茹でてからすりつぶし、ポタージュ状にしましょう。赤ちゃんがポタージュ状の野菜に慣れてきたら、蒸したり茹でたりしてなめらかなペースト状にした野菜を食べさせてみてくださいね。

ペースト状の野菜を小さじ1杯ずつあげた時に舌で押し戻すようであれば、かたくり粉などでとろみをつけましょう。少し食べやすくなりますよ。

食べさせる野菜の順番

離乳食に野菜を取り入れる時は、甘味があって繊維の少ないものから順番に食べさせるようにしましょう。

離乳食を食べるまで、赤ちゃんは母乳やミルクなど甘みのあるものしか口にしたことがありません。急にピーマンのような苦みのある野菜や、ゴボウのように繊維が多い野菜を食べると、野菜を「食べにくくて嫌なもの」だと思ってしまう可能性がありますよ。

じゃがいも・にんじん・かぼちゃ・さつまいもを食べさせた後、繊維の多い葉物の野菜などを徐々に取り入れていくようにしてくださいね。

食べさせる野菜の量

野菜は離乳食を開始して1週間程経ち、10倍粥を小さじ3杯くらい食べられるようになった頃に始めます。まだまだ食べられる量が少ない時期なので、最初の日は小さじ1杯程度の野菜をあげるようにしてください。また、アレルギーの可能性があるので、初めての食材は1口だけ食べさせるようにしてくださいね。

2~3日同じ量を食べさせてみて赤ちゃんが野菜に慣れてきたら、小さじ1杯ずつ量を増やします。離乳食中期で2回食になった時に、野菜を1食につき20~30g食べているくらいが理想的です。(※1)

離乳食初期に野菜をあまり食べなくても、あまり気にしないようにしましょう。離乳食初期の赤ちゃんは食べること自体に慣れる時期です。栄養は母乳やミルクからしっかり摂っています。

離乳食におすすめの野菜の種類を月齢別に紹介!

離乳食初期に食べさせたいのは、甘みがあって繊維の少ない野菜です。具体的には、どんな野菜を食べさせると良いのでしょうか? 月齢別に、以下から詳しく紹介します。

(離乳食グッズについては以下の記事も参考にしてみてください)

離乳食グッズのおすすめ25選!簡単に時短できる便利な調理器具などを紹介!

5~6ヶ月

離乳食初期は、ペースト状にした時に飲み込みやすく甘みのあるものを食べさせましょう。かぼちゃやさつまいもは蒸すだけで柔らかくなりますし、甘みがあるので離乳食の最初に食べさせる野菜としておすすめできます。

にんじんやじゃがいもも蒸して裏ごしすると簡単にペースト状になりますね。クセが少ないので赤ちゃんが食べやすいですよ。また、ほうれん草やブロッコリーなども、葉先や穂先を茹でてすりつぶせば離乳食初期から食べさせることができます。

ビタミンを豊富に含むトマトも、湯剥きしてから種を取り除き、裏ごしすればピューレ状になるのでおすすめです。ただし酸味が強く好き嫌いが分かれる野菜なので、糖度が高いものか完熟しているものを選ぶようにしてくださいね。

7~8ヶ月

離乳食中期になったら舌で潰せる、豆腐くらいの固さの野菜を食べさせてみましょう。

きゅうりやさやえんどう、アスパラやピーマンなどを取り入れてみても良いですね。きゅうりは皮をむいてすりおろし、さやえんどうは茹でてみじん切りにすると良いでしょう。今までとは違う味や食感で赤ちゃんを楽しませてあげることができますよ。