ひな祭りとは何をするの?昔と今の風習は違う?用意する食べ物や飾りについても!

ひな祭り当日に何するのか、昔と今のひな祭りに関する風習の違いをはじめ、ひな祭りで準備する料理について紹介します。さらに、初節句の意味や何するのかについてや、ひな祭りに関するQ&Aも紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. ひな祭りは何をするのかわからない!
  2. ひな祭りのお祝いは当日は何するの?昔と今の風習は違う?
  3. ひな祭りで用意する料理は?
  4. 初節句とは?誰を呼んで何するの?
  5. ひな祭りのお祝いに関するQ&A
  6. ひな祭りで何するのか、覚えておこう

ひな祭りで用意する料理は?

ひな祭りのお祝いのパーティーでは、縁起のいい料理を食べるのが風習です。しかし、どのような料理を用意していいか悩む人も多いでしょう。ここでは、ひな祭りで用意する料理についてくわしく紹介していきます。

ひなあられ

ひな祭りといえば、定番の食べ物がひなあられです。ひな祭りのひなあられは、ピンクや白、黄色や緑というカラフルな色合いをしていますよね。この4色で日本の四季をあらわしており「1年中幸せに過ごせるように」という意味を込めて食べられています。

ちらし寿司

ひな祭りのお祝いのメイン料理の定番が、ちらし寿司です。ひな祭りで食べるちらし寿司には、縁起のいい具材がたくさん入っています。たとえば、海老には「海老のように腰が曲がるまで長生きできるように」という意味が込められており、豆には「仕事がうまくいくように(マメに働く)」という意味があります。

また、レンコンには「レンコンの穴から先を見通せるように先見の明が持てますように」という意味が込められていますよ。ひな祭りの料理でちらし寿司を用意する時は、意味を込めて縁起のいい食材を選んでみましょう。

はまぐりのお吸い物

ひな祭りのお祝いの料理では、はまぐりのお吸い物も定番です。2枚の貝がぴったり合ったはまぐりのように「素晴らしい男性と一生を添い遂げられますように」という願いが込められています。女の子のお祝いならではの意味が込められた料理ですよね。

菱餅

ひな祭りの料理といえば、菱餅もかかせませんね。緑・白・ピンクの3色で作られた菱餅は「雪の下に若草が萌え、桃の花が咲く」様子をあらわしているといわれています。春の訪れを意味する縁起のいい食べ物です。

昔は、解毒作用があり邪気をはらうヨモギで緑色を、子孫繁栄や長寿を意味する菱の実で白色を、赤色が魔除けになるクチナシの実で桃色を作っていました。これらの材料にもしっかり意味が込められています。

白酒・甘酒

ひな祭りのお祝いのパーティーでは、甘酒や白酒を飲むのも定番です。もとは、中国の桃の花びらを漬けたお酒である桃花酒を、厄除けの意味としてひな祭りに飲む風習がありました。その風習が白酒にかわり、親しまれるようになりました。白酒にはアルコールが入っているため、子供が飲むことはできません。そのため、白酒の代わりに甘酒を用意するのが主流となっています。

ケーキ