【2024】節分の日とはいつ？恵方巻きの方角は？由来、豆まきのやり方、食べ物についても！

毎年節分の日に豆まきをする風習は昔からあり、学校や家庭でも行事として行っていますよね。とりあえず節分には豆まきをする、恵方巻が食べられる楽しいイベントと思っている人もいるのではないでしょうか。本来の節分の日の意味や由来を学び、節分のイベントを盛り上げましょう。

節分の日とは、季節の変わり目の前日のことです。季節の変わり目は立春・立夏・立秋・立冬に分かれており、それぞれの前日を節分と呼んでいました。

現在では1年の終わりは大晦日の12月31日となっていますが、昔は1年の終わりは立春でした。というのも、春の暖かい季節が始まる立春を1年の始まりと考えていたからです。1年の始まりとされていた立春を重要と考え、節分の日を立春の前日にしたのです。

節分の日の由来は、季節の変わり目に邪気を払って新しい季節を迎えるためとされています。昔から季節の始まりには邪気が入り込みやすいと言われているからです。季節の節目は4つありますが、1年の始まりとされていた立春だけが節分と言われるようになりました。1年の終わりに邪気を追い払い、気持ちの良い新年を迎えたいですね。

実は今年の節分は124年ぶりの2月2日です。豆まきや恵方巻きの準備は例年よりも1日早めに進めてください。また、今年はどちらの方角を向いて恵方巻きを食べるのかも気になるでしょう。2024年の節分の日はいつ？恵方巻きの方角は？について紹介します。

（節分の豆まき・鬼の由来については以下の記事も参考にしてみてください）

2024年の節分の日は、2月2日（火）となります。一般的には節分の日は2月3日と思われがちですが、実は毎年日にちがことなります。とはいえ、節分が2月3日から移動するのは37年ぶりで、2月2日が節分になったのは124年ぶりです。

なぜ節分の日は決まっていないのでしょうか。節分は立春の前日と決まっているのですが、立春の日は2月3日～5日で変動します。立春は太陽と地球の位置関係で決定しますが、太陽の軌道が少しずつ変動するために、定期的にずれが生じてしまうのです。

こうして長い間2月4日を保っていた立春の日が今年は2月3日に移り、合わせて節分も2月2日に移動しました。なお、2024年には立春が2月4日に戻り、節分も2月3日となります。ただし、それ以降も節分の日が2月2日になることがありますので、毎年確認が必要です。

恵方巻きを食べることは、節分の日のイベントとして定着し始めています。では、2024年はどの方角を向いて食べればいいのでしょうか。2024年の恵方巻の方角は、南南東となります。恵方とは、その年の福の神様がいる方向なので、毎年恵方巻きを食べる方向がかわるのです。

南南東という細かい方角が指定されているため、コンパスを使って正しい方角を見つけましょう。子供にコンパスの使い方を教える機会にしてもいいですね。また、簡単に正しい恵方の方角を向けるアプリもあります。ぜひ利用してみてください。

節分の日になぜ豆まきをするのか、豆まきは適当にしていいのか疑問に思うこともたくさんありますよね。こちらでは、節分の日の豆まきの由来や正しいやり方を紹介します。豆まきの由来や正しいやり方を学び、意味のある節分を迎えましょう。

豆まきの由来は、鬼が連れてくる悪い気を振り払うためと言われています。鬼は悪い気を連れてくるとされていたことから、豆まきで鬼を追い出す風習が始まったのです。邪気が入り込みやすい季節の節目に、追儺（ついな）と呼ばれる悪い気を追い払う行事を行うようになりました。

本来節分は春夏秋冬の季節の節目の4つありましたが、暖かい季節の始まりの立春の前日だけを節分と呼び豆まきをします。鬼を家に近づけないよう豆まきで追い払い、福を家に招き入れましょう。