お宮参りには帽子・よだれかけが必要?理由は?素材や和装・洋装別の選び方も!

お宮参りに帽子・よだれかけ(スタイ)を準備した人としなかった人の【体験談】をはじめ、帽子・よだれかけが必要な理由をそれぞれ解説していきます。お宮参りの帽子・スタイの赤ちゃんに最適な素材の選び方のポイントや、和装・洋装で異なる帽子の選び方も参考にしてみましょう。

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Contents
目次
  1. お宮参りには帽子・よだれかけが必要?
  2. お宮参りに帽子が必要な理由は?
  3. お宮参りによだれかけ(スタイ)が必要な理由は?
  4. お宮参りの帽子・スタイの赤ちゃんに最適な素材の選び方
  5. お宮参りの帽子は和装・洋装で選び方が異なる?
  6. お宮参り最適な帽子・よだれかけを用意しよう!

頭蓋骨には大泉門という部分があります。出産の際に産道を通りやすいようにするためにできる大泉門は1歳半頃までは閉じずに柔らかいので、固いものがぶつかると危ないです。お宮参りには帽子を被って大泉門を保護しましょう。

(赤ちゃんの着物については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの着物はいつ着る?お宮参りなどのお祝いに人気の11選を男女別に紹介!

お宮参りによだれかけ(スタイ)が必要な理由は?

よだれかけ・スタイは日ごろの育児ではよく使われていますが、お宮参りでも必要なのでしょうか。

汚れ予防

お宮参りでは和装、洋装ともに普段より特別な衣装を用意しますね。お値段もそれなりにするのでレンタルを利用するママも多いです。そんな大切な衣装がよだれで汚れてしまうと家庭での洗濯は無理なのでクリーニングに出さないとならないでしょう。そうならないようによだれかけが衣装を守る役割を果たすのです。

また神社でのご祈祷が終わるとそのまま食事会などに移動する場合もあります。その時には赤ちゃんにもミルクや母乳などの授乳タイムをとることができるでしょう。大切な衣装をミルクで汚してしまいしみになったりした場合にはさらにクリーニング代がかさみます。よだれかけで未然に防ぐと安心ですよ。

赤ちゃんの顎をかぶれから守る

生まれたばかりの赤ちゃんは皮膚が薄く、大人の半分ほどの厚みしかありません。また皮脂の分泌量が少ないため乾燥しやすく、かぶれや炎症を起こしやすいのです。新生児は口周りの筋肉が未発達でまだよだれをうまくのみこめなかったり、手を舐めたりした後に顔を触って、とよだれだらけになります。よだれかけをつかってかぶれをふせいであげましょう。

長時間のお出かけになるお宮参りでも、顎がよだれで濡れたままになるとかゆみを引き起こすことがあります。手で掻こうとして爪で傷がついたりしないようにこまめにスタイで拭いて皮膚を健やかに保ちましょう。

顔周りを華やかに

お宮参りの時は神社で記念撮影をしたり、写真館に行って記念撮影をすることもあります。その時に白くてレースやフリルのついた豪華なスタイは衣装を引き立たせて顔周りを華やかにしてくれます。鶴や松などの縁起の良い模様で刺しゅうされているものもあり、赤ちゃんの誕生を祝う気持ちも込められたスタイをつけて撮影するのも記念になって良いですね。

(新生児にスタイはいつからについては以下の記事も参考にしてみてください)

新生児にスタイはいつから?必要な枚数は?素材・サイズなどの選び方や注意点も解説!

お宮参りの帽子・スタイの赤ちゃんに最適な素材の選び方

お宮参りの帽子やよだれかけはどのようなものが良いのでしょうか。一般的に新生児の赤ちゃんが身に着けるものは柔らかい天然素材のものがおすすめです。それは赤ちゃんの皮膚がまだ薄くてちょっとした摩擦でも刺激になってしまうからです。

また頭蓋骨の継ぎ目にある大泉門というところがまだ閉じ切っておらずに柔らかいので帽子はそれを優しく保護してくれる素材のものを選びましょう。

お宮参りの帽子の素材

お宮参りの帽子として売られているものは綿かポリエステル、絹の場合が多いです。肌に直接触れるところは綿でできていて、レースやフリルなどはポリエステルでできています。春夏用と秋冬用と季節ごとに素材が違うものもあります。

パイル地でできているものだと少し厚みもあり大泉門を保護することもできて良いですね。化学繊維は肌に刺激となってしまう赤ちゃんもいるので自然素材のものを選びましょう。

お宮参りのよだれかけ・スタイの素材

お宮参りのスタイの素材も同様に綿などの自然素材のものが一般的です。中には刺しゅうなどがされていて化学繊維だけでできている撮影用のものもあります。その場合は2枚用意して神社に行く際には綿のものを使用してよだれをしっかり吸ってくれるものにすると安心ですね。

お宮参りの帽子は和装・洋装で選び方が異なる?