【医師監修】高温期なのに生理?高温期に出血する原因や妊娠の可能性について
妊娠したい!と思う女性にとって毎月必要な生理。生理が始まることで排卵も起こります。そのために必要不可欠な基礎体温測定ですが、高温期と低温期あり、この高温期に出血した場合の原因や妊娠の可能性についてお悩みの方にご紹介します。
女性に必要な生理について知らないことも多い!?
毎月やって来る生理。生理不順や生理痛、生理前のPMS(月経前症候群)などがあり、生理日はつらいですよね。イライラしたり体調不良になったりすることは、多くの女性が経験していることでしょう。
そこで今回は「高温期なのに生理」「高温期のまま生理がきた」という女性のために、婦人系疾患や妊娠について解説し、基礎体温についてご紹介します。
要注意!高温期なのに生理!
高温期なのに生理がくる場合、注意が必要なケースがあります。生理がなぜ起こるのか、症状を含めて解説していきます。
生理はどうして起こるの?
生理予定日までに身体の中では何が起きているのでしょうか?子宮には二つの付属器(卵巣、卵管)があり、その中のどちらか一方から卵子が作られます。
この卵子が成長すると子宮内膜が膨らみ、子宮では受精卵を迎える準備が始まります。卵巣には硬い壁がありますが、卵子が壁を破って卵巣からお腹へ移動し排卵が起こります。そのお腹までの道のり(卵管)で卵子を掴み、卵子は卵管で精子を待ちます。(※1)
このときタイミングよく卵子と精子が出会い受精卵になると、そのまま子宮の中へ運ばれます。そしてフカフカになった子宮内膜に受精卵がくっつくように、子宮は準備します。もしこのとき受精卵ができなければ、フカフカの子宮内膜は子宮の壁から剥がれ落ち、血液と一緒に卵子も身体の外へ出されます。これが生理です(※2)。
なぜ毎月生理があるの?
生理があるということは、妊娠の準備が始まっているという証拠です。子宮と卵巣は妊娠を望む女性には必ず必要な臓器で、卵巣からホルモンが放出され、子宮内膜が剥がれることで生理が起きます。
生理が始まるタイミングにはそれぞれ個人差があり、早い人は小学高学年頃です。生理かな?と思った時は焦らずに周りの家族や友達、産婦人科に相談しましょう。
(生理については以下の記事も参考にしてみてください)
高温期のまま生理がくる!?
通常生理は基礎体温が下がってから起こるのですが、まれに基礎体温が高いまま生理が始まる場合があります。このようなパターンは珍しく、子宮外妊娠や化学流産などいろいろな原因が考えられます。高温期のまま生理がきた女性はまず落ち着いて産婦人科医に相談しましょう。
高温期なのに生理がきた時の対処法とは?
高温期なのに生理がきた場合は、妊娠の可能性とともに疾患なども考えられます。疾患であれば早期発見がとても大切です。まずは落ち着いて、迷った場合はできるだけ早く産婦人科で相談しましょう。
そもそも基礎体温って?
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