高温期8日目の症状は？フライングでも陽性になることも？体験談も！

高温期8日目に「体温が下がった！」「体温が上がった！」と、普段の体温とは違う変化が見られるかもしれません。このような体温の変化は、一体何のシグナルなのでしょうか？

体温の変化は体内で変化が起きている証でもあります。基礎体温の変化を把握することは、妊活・不妊治療では基本中の基本です。ここからは体温が下がった場合と、体温が上がった場合に分けてそれぞれ紹介します。

まず、体温が普段の高温期の体温よりも下がった場合には次のような場合が考えられます。

●インプランテーションディップによる一時的な体温降下
●黄体機能不全による短期間高温期
●寝具をかけずに寝た等の外気による要因

高温期8日目はちょうど着床のタイミングに当てはまります。着床症状とも言われるインプランテーションディップが起きることがあります。その一方で問題なのは、黄体機能不全の場合です。黄体機能不全であると、高温期が短く、不妊症や妊娠の経過が上手くいかない場合があります。翌日以降の体温も低く、生理が普段の時期より早い場合には医師に相談しましょう。

（インプランテーションディップについては以下の記事も参考にしてみてください）

次に、体温が上がった場合は次のような場合が考えられます。

●体調不良による発熱
●高温期体温の二段上がり

着床時期に高熱が出ると、子宮内が暑くなり過ぎてしまい受精卵にとって酷な環境となります。38.5℃以上の高熱が出た場合は、妊娠の可能性があることを伝えて医療機関にかかりましょう。

しかし、高熱とまではいかないが普段の高温期より高いという場合は、体温の二段上がりが起きているかもしれません。翌日も普段の高温期より高い状態が継続していれば、受精卵が着床したというシグナルであることが考えられます。

着床しているかもしれないと思ったら「いち早く妊娠検査薬を使って着床しているか（陽性反応が出るか）確かめたい」「高温期8日目のフライングで陽性は出るの？」などと考えますよね。

本来の検査時期は、早期妊娠検査薬を使っても生理予定日当日です。生理予定日までまだ約一週間ある高温期8日目での検査は、フライング検査の中でもかなり早い段階での検査となります。

では、フライング検査をするにしてもかなり早い時期となる高温期8日目に、実際にフライングで陽性反応は出るのでしょうか？

（フライング検査については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠検査薬では、着床した際に産生されるhCGホルモン量で妊娠判定します。このhCGホルモンは、着床して即時に出るものではありません。個人差はありますが、大体1～3日程の時間がかかります。そのため、着床のタイミングが早い時期の場合は、高温期8日目でも陽性の反応が見られるかもしれません。