不正出血と排卵出血の違いは?原因は?生理との見分け方も!
【医師監修】生理ではない時に出血があると、何か病気ではと不安にもなります。生理以外の出血は不正出血と呼ばれ、排卵出血もそうです。では、不正出血と排卵出血の違いは何でしょうか?原因や生理との見分け方などについて、先輩ママの声やドクターの指摘を交えて説明します。
排卵日付近での排卵出血で病院へいく目安として出血の期間や量、腹痛などが挙げられます。排卵出血は排卵日、もしくは排卵日をはさんで2~3日程度の出血となります。その期間に出血がおさまれば特に問題はありません。しかし、出血がダラダラと長期間続く場合や出血の量が異常に多い場合、腹痛や腰痛がひどい場合などは病院を受診しましょう。
ただ、排卵期出血は排卵期付近にあらわれる症状で多くの女性が経験することです。通常は自然に起こることで特に心配な出血ではありませんので安心してください。また、排卵出血は毎月必ず起こるわけではありません。このため「排卵出血がないから排卵していないのでは」と心配する必要はありません。
(排卵日の症状については以下の記事も参考にしてください)
排卵日付近の出血で排卵日がわかるの?
排卵出血や排卵痛が「排卵日」のサインであることは間違いありません。では、排卵出血や排卵痛で排卵日、つまり「妊娠しやすい日」を見極められるのでしょうか?
排卵出血で排卵日がわかるのでしょうか?
生理と生理のちょうど真ん中くらいに出血があったら「排卵出血だわ。今日が排卵日ね」と確信しても良いのでしょうか?確かに、排卵出血は排卵日付近に起こる出血です。しかし、その出血が本当に排卵出血なのかは一概にわかりません。排卵とは関係のない不正出血という場合もあります。
また、排卵出血は必ずおこるとも限りません。このため排卵出血だけを排卵日の目安にしてしまうと、排卵出血を待っていたのに出血せず、排卵日が過ぎてしまったということにもなりかねません。排卵日を正確に知るには基礎体温をチェックしたり、排卵日検査薬を使ったり、病院で超音波検査を受けたりするなど他の方法を検討しましょう。
生理以外で起こる出血にも慌てずに対応しましょう
生理以外での不正出血は多くの女性が経験するものです。その出血が危険なものなのか、心配のないものなのかは冷静に判断したいものです。そのためには、自分の生理周期をしっかりと把握することが大切です。基礎体温表を記録すると、自分のサイクルが良くわかるのでおすすめです。
排卵出血ではない不正出血を放置しておくことは大変危険です。「茶色で少量だから」「痛くないから」「すぐ治まったから」と油断せずに、不正出血があったら必ず婦人科を受診してくださいね。
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