hCG注射とは?排卵を促す効果が?費用や時期、副作用!体験談も!

【医師監修】妊活中のママなら聞いたことがあるかもしれないhCG注射。排卵を促進するといわれているhCG注射ですが、副作用や費用、また排卵との関係などもご紹介します。hCG注射を経験したことのある女性の体験談もあわせてご紹介します。

専門家監修 | 産婦人科医 鈴木元晴
日本産科婦人科学会専門医医学博士。2000年に埼玉医科大学産婦人科学教室に入局。大学病院や同大学総合医療センターで勤務。主に生殖医療に従事し、不妊に悩む女性に寄り添う治療を行ってきました。...
日本産科婦人科学会専門医 医学博士。2000年に埼玉医科大学産婦人科学教室に入局。大学病院や同大学総合医療センターで勤務。主に生殖医療に従事し、不妊に悩む女性に寄り添う治療を行ってきました。現在は横浜で、この地域にお住いの方々の、心の拠り所となるような医院を目指して、「診療所スカイ」の院長として奮闘しております。

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目次

  1. hCG注射とは?
  2. hCG注射には排卵を促す効果がある?
  3. hCG注射を打っても排卵しないこともある?
  4. hCG注射の費用は?
  5. hCG注射の副作用は?
  6. hCG注射の体験談
  7. hCG注射の短所・長所を確認して効果的な活用を

hCG注射とは?

不妊治療をしている人なら、hCG注射を聞いたことがあるのではないでしょうか。日本語では「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」、英語で「human chorionic gonadotropin」と呼ばれるhCGは妊娠には欠かせないホルモンです。

hCG注射は妊娠の確率を高めてくれる効果があるといわれています。打つ時期や打つ量によってhCG注射の効果が変わってくるので、違いを見ていきましょう。

排卵前に打つ場合

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排卵がなかなか起きにくい体質の人は、妊娠もスムーズにいかないことがあるでしょう。hCG注射は排卵前に打つことにより、排卵を誘発し、妊娠の確率を高めてくれる効果があります。

排卵誘発目的でhCG注射をする場合は、hCGの量が5,000単位~10,000単位です。hCG注射後は24時間~36時間内に排卵が起こることがほとんどですが、何時間後に起こるかは個人差があり排卵が起こらないケースもあります。

排卵後に打つ場合

黄体機能不全で黄体ホルモンの分泌が少ない人には、排卵後にhCG注射が使用されます。hCGも黄体ホルモン同様、黄体に働きかけるので、妊娠できる黄体期(高温期)を長く持続してくれるでしょう。着床をしやすくし流産を防ぐ効果もあるのが排卵後のhCG注射の特徴です。

この黄体を活発化させる目的で打つhCG注射の場合、hCGの量は1,000単位~5,000単位で、排卵誘発目的の時よりもhCGの量が少なめになります。

hCG注射の痛み

hCG注射は痛いといわれていますが、注射を打つ位置や個人の体質によっても痛みは違ってきます。

hCG注射を打つ場所によって痛い度合が変わってくる様です。一般的にhCG注射は肩、またはお尻に注射をします。お尻の方が脂肪が多いので比較的痛みが少ないと感じる人が多いようです。

痛い度合やhCG注射何時間後に痛みを感じるかにも個人差がありますから、hCG注射をする際には希望に沿ってもらえるよう医師に相談してみましょう。

hCG注射には排卵を促す効果がある?

妊娠の確率を上げてくれるhCG注射ですが、前述のように排卵を誘発する作用があります。ここでは排卵のプロセス、hCG注射と排卵との関係、注射して何時間後に排卵が起きるかも含めて詳しく見ていきましょう。

妊娠と排卵の関係

卵巣で大きく育った卵胞から卵子が飛び出すことを排卵といいます。その卵子が精子と出会うことで受精卵となり、受精卵が子宮内膜に着床、妊娠が成立するのです。この時、排卵を誘発する現象(LHサージ)が起こり、黄体ホルモンが大量に分泌されます。

このLHサージが起こらない、つまり排卵が起こらないことには、受精卵もできないので妊娠をすることができません。

(排卵と妊娠については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠の流れを図解!排卵から受精、着床、妊娠までの各日数は?
排卵と生理の仕組みについて!卵子はどう関係する?

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