育児ノイローゼの症状と原因!診断別の治療・対処方法について

【医師監修】育児ノイローゼは動機やめまい、頭痛や吐き気等の様々な自覚症状を伴い、日常生活もままならない状態が続きます。ここでは、育児ノイローゼの様々な症状に対する原因と対処方法を紹介していきます。「もしかしたら自分も?」と思う方は是非チェックしてみてください。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 誰でもなる可能性がある育児ノイローゼ
  2. ノイローゼの定義
  3. 育児ノイローゼになったら
  4. 育児ノイローゼの治療と対処方法
  5. お医者さんとのコミュニケーション
  6. 育児ノイローゼは自分自身を見つめ直すチャンス

誰でもなる可能性がある育児ノイローゼ

育児ノイローゼという言葉自体が、どこか非現実的で映画やドラマの世界だけと思っている方も多いのではないでしょうか。子供が生まれたばかりの親にとって「夜泣き」「オムツ替え」など、初めてなことばかりです。育児ノイローゼは、決して珍しいことではなく、出産経験者の5~10%がなると言われています。(※1)

育児ノイローゼは、いつでも起こりうると想定し、日常的なセルフケアを日々意識していくことが大切です。必要以上に「ノイローゼになったら」と考えこむのは良くないことです。しかし「ノイローゼになったら、どう行動するか」という意識を持つことが、育児ノイローゼの対策になります。

ノイローゼの定義

ノイローゼとは、精神的なことが原因で発生する「神経機能における障害」や「神経が衰弱している状態」を指します。「不安感に襲われる」「人と会うことが怖い」など様々な症状が出てきます。症状によって病院の診断や対処方法も異なるので、どの症状が自分に当てはまるのか、把握することが大切です。

ノイローゼの種類

出典:https://i.pinimg.com/564x/c0/e3/6c/c0e36c4ff066bc91310ba667bc39788d.jpg

WHOではノイローゼが以下のように種類別で定義されています。
●不安障害
●恐怖神経症
●ヒステリー神経症、離人症
などがあります。

この中でも不安障害は、日常的に起こりうるノイローゼであり、不安感は人によって大小様々です。一人で考え込んでしまう事で他の症状へ遷移することも考えられます。また、不安障害と恐怖神経症は性質が対象的です。はっきりとしない何かに恐怖を感じるのが不安障害で、「対人」や「高所」「尖端」など、はっきりとした対象に恐怖するのが恐怖神経症です。

ノイローゼが引き起こす様々な症状

ノイローゼは「異常な発汗」「体のこわばり」「頭痛」「吐き気」「過呼吸」など様々な症状を見せます。共通しているは「自我との戦い」です。もともと自意識の高い人が、外部との摩擦によって心のバランスを失ってしまうことで「ノイローゼ」になってしまいます。また、多くの人がその事を自覚しているにも関わらず、何も出来ずにいます。

一方、心の中の葛藤を別の手段で切り離してしまうこともあります。それは「ヒステリー神経症」や「離人症」と呼ばれます。「体が言うことを聞かない」「何をやっても実感がない」などの症状です。これも精神バランスを保つ為に、悩みや辛いことを切り離そうとした結果と考える事が出来ます。

育児ノイローゼになったら

出典:https://www.pinterest.jp/pin/639863059547524428/

もし自分がノイローゼになったら、どう対処すれば良いのでしょうか?特に普段ストレスに無縁の方は、いざ自分自身に降りかかると、何をするべきなのか分からなくなってしまいます。ここからは育児ノイローゼの対策と、様々な症状への対処方法をご紹介します。

育児ノイローゼ自体を拒否しない