排卵検査薬の使い方！正しいタイミングで妊娠しやすい時期を見極めよう！

排卵検査薬を使用するにあたり、注意すべきことがいくつかあります。ポイントを押さえて、正しい判定が得られるようにしましょう。また、陰性が続いてしまう原因は何か、陰性でも妊娠の可能性はあるのかについても説明します。

排卵検査薬の保存方法に注意しましょう。排卵検査薬は高温多湿の場所を避けて保存してください。ワンステップのような紙タイプでも、クリアブルーや国内製品に多いスティックタイプでも同様です。また、直射日光を避けましょう。排卵検査薬は再利用できないため、一度検査に失敗してしまっても、開封したものは破棄しましょう。

検査時期は正しいかもう一度確認しましょう。何日か使用しても陰性が続く場合、排卵検査薬の使用時期がずれている可能性もあります。排卵後で陰性になっているとは限りません。もう一度生理周期が正しいか、記録を見直してみましょう。

しかし、一般的に排卵前～排卵後すぐまでは陽性反応が出ます。排卵期になっても陽性が出ないことが続く場合は、排卵しているかどうか、一度婦人科を受診してみましょう。

排卵検査薬が陰性でも妊娠の可能性はあるのでしょうか。原因は様々ですが、例えば、元々LH濃度が体質的に薄く、排卵検査薬の反応が出づらいことがあります。実際、排卵検査薬が陰性の結果だったのに妊娠していたというエピソードを耳にします。また、排卵検査薬自体の感度が弱い場合も陰性になることがあります。

結果が陰性でも妊娠する可能性を考え、排卵検査薬を避妊目的で使用するのはやめましょう。

お酒の飲み過ぎは控えましょう。検査期間中にお酒を飲み過ぎると、尿の水分量が濃度に影響を与えることがあります。同様に、排卵検査薬を使用する2時間前くらいから、大量に水分を取ることは避けましょう。LH濃度が下がってしまい、正しい数値が判定できずに陰性になってしまう場合があります。注意しましょう。

陰性が続けば早めに受診しましょう。陰性でも妊娠の可能性はありますが、何度も排卵検査薬を使っても陰性が続くと不安です。早めに婦人科を受診して相談しましょう。陰性が続き、基礎体温も変わらず上がらないという場合、月経があっても排卵していない状態の無排卵月経が疑わるかもしれません。

受診するときは、基礎体温や排卵検査薬の結果を記録したものを持参すると、スムーズに症状を説明できます。

排卵検査薬は、ドラッグストアやインターネットの通販で手に入れることができます。店頭と通販、それぞれに良い面と悪い面があります。また、排卵検査薬の値段や購入方法についても紹介します。

排卵検査薬の値段はどのくらいでしょうか。店頭で購入する場合よりネット通販の方が割安ではありますが、国内製品は、7日分で2500～3000円程度です。説明書も日本語表記で分かりやすく、安心です。しかし毎月使うとなると、結構なお金がかかってしまいます。

海外製の排卵検査薬の値段は、例えばワンステップなら100本まとめて購入することができ、7日分で400～500円程度です。たくさん使うとなるとコスパが良いことも重要です。海外製品でも効果はほとんど変わらないので、上手に活用してみましょう。