排卵検査薬の使い方!正しいタイミングで妊娠しやすい時期を見極めよう!

【医師監修】排卵検査薬は、妊活には欠かせない検査薬です。排卵検査薬の使い方や注意点、購入方法などについて、ドクターの助言を交えて説明します。妊活を始める方は排卵検査薬を活用して正しいタイミングを知り、妊娠しやすい時期を見極めましょう。ぜひ参考にしてください。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. 排卵検査薬とは?
  2. 排卵検査薬の使い方
  3. 排卵検査薬のベストな使い方は?
  4. 排卵検査薬の使い方で注意すること
  5. 排卵検査薬はどこで買う?
  6. 正しい使い方で妊娠にベストなタイミングを知ろう

女性(人工授精経験有)

30代

排卵検査薬は妊娠検査薬とは違い、結構数をこなさないと自分のタイミングを把握することは難しいです。同じ濃ゆさっていうのがいまいちわかりません。そして、排卵は遅れたりするので、結局排卵するまで使うので金額も結構かかります。

画像は、生理日管理アプリと連動している基礎体温計です。画像の基礎体温計のようにアプリと連動していると記録が簡単ですね。生理周期が不順な人や、確実に排卵日を知りたい人は活用しましょう。排卵検査薬と合わせて、タイミングを見逃さないようにしてください。

リエ先生

産婦人科医

排卵検査薬は基礎体温を付けることでより効率的に使用することができます。排卵検査薬を使う周期の2、3カ月前から基礎体温表をつけることで、自分がだいたい何日目に排卵しているかの目安を付けやすくなるからです。目安の数日前から排卵検査薬を使用することで、タイミングが合う確率が上がります。

(基礎体温については以下の記事も参考にしてください)

排卵日に基礎体温が上がる?下がる?原理を知って妊娠のタイミングを見極めよう!

排卵検査薬のベストな使い方は?

排卵検査薬をただやみくもに使っても意味はありません。正しい時期に、正しい使い方をすることでより確実な排卵日予測ができます。では、排卵検査薬はどのような使い方をすれば良いのでしょうか?性交渉のタイミングは、排卵前と排卵後どちらがベストなのかなどの疑問についても説明します。

女性(妊活経験有)

30代前半

卵子の受精可能時間は6〜8時間とも言われているので、朝と夜で検査してます。朝陽性で、夜陰性の場合はその日にタイミング取っても間に合います。夜陽性、翌朝陰性のときはその日にタイミングを取っても微妙かな?っと思うので。

正しい使い方で妊娠のタイミングを見極める

排卵検査薬は、排卵の兆候を示すもので、生理開始予定日の17日前から1日1回使用します。検査結果が陽性だった場合、24~48時間後に排卵することを示します。

妊娠するには、排卵日当日の性交渉よりも、排卵日2日前からがベストなタイミングです。精子の寿命は約72時間、卵子は約24時間と言われています。排卵後に精子が待ち構えている状態が妊娠しやすいのです。そのため、陽性反応が確認できたら、その日から排卵日までの24~48時間と排卵後すぐの期間に性交渉すれば、妊娠する確率は高くなります。

(妊娠しやすいタイミングについては以下の記事も参考にしてください)

子作りのタイミングは?いつからがベスト?妊娠しやすい時期は?

生理周期をしっかり確認する

正しい排卵日を予測をするためには、自分の生理周期を確実に把握しておく必要があります。カレンダーに記録したり、無料で使える生理日管理アプリも出ているので、活用してください。

生理周期が不安定な人は、まずは何周期か排卵検査薬を使ってみて、タイミングをみてみましょう。また、基礎体温計と合わせて活用するとより分かりやすくなります。そして、排卵検査薬の国内メーカーのHPでは、検査に適した日を計算してくれるコンテンツも用意されています。参考にしてください。

(排卵日については以下の記事も参考にしてみてください)

排卵日はいつかわかる?生理周期と排卵日の関係や計算方法について

毎日継続して記録しよう

出典:https://www.pinterest.jp/pin/602849100099363319/

排卵日予測で大切なことは、毎日継続して記録を付けることです。画像のように日付と時間を記録し、並べて比べてみると、陰性から陽性反応が出るまでの変化が分かりやすくなります。画像では、紙に張り付けて排卵検査薬を保存していますが、写真に撮っておくだけでも良いです。

排卵検査薬は、陽性反応が出たら記録をやめるではなく、排卵後も陰性になるまで検査を続けてみましょう。記録の仕方は様々ですが、妊活の記録をSNSの画像にあげている人もいるので、ぜひ参考にしてみましょう。