赤ちゃんヘルメットとは?治療・矯正用、自転車や室内転倒対策も!
【医師監修】「赤ちゃんヘルメット」は赤ちゃんの頭の変形を治療、矯正するためのものです。しかし最近は室内での転倒防止用の柔らかいスポンジで出来たものや、自転車に乗せる為の固めのものまで種類はさまざま。今回は赤ちゃんから幼児期まで使えるヘルメットについて説明していきます。
フローリングに柔らかいマットを敷くなど、家庭でできることもあります。しかし、転倒して頭を打ってしまわないように赤ちゃんヘルメットを被らせることも1つの有効な手段です。
マキ先生
小児科医
特に10か月前後のつかまり立ちの時期から歩行が安定する1歳半くらいまでは、転倒のリスクがとても高くなります。赤ちゃんは頭が重く、バランスが取りづらいのと、受け身もあまり得意ではありません。大切な頭を守るために、家庭での対策を強化し、必要であればヘルメットの装着も検討しましょう。
転倒防止用の赤ちゃんヘルメットはデザインが豊富
転倒防止用の赤ちゃんヘルメットは、矯正や自転車に乗る時と違い、強い衝撃を考慮したヘルメットではありません。そのため、柔らかい素材のものや、かわいいデザインがいろいろとあります。ママと赤ちゃん双方好みのものが見つかるといいですね。
室内での転倒防止のためとはいえ、ヘルメットを嫌がる子供は少なくありません。そんな時には少しでも衝撃を吸収してくれるように、外出用の柔らかい素材でできた帽子を被せるのも一つの方法です。
防災用品として
防災用の赤ちゃんヘルメットは、日常では使用しません。しかし、地震や火事をはじめとする災害が起きた時、防災用の赤ちゃんヘルメットがあると安心です。防災用品と聞くと非常食や避難道具が思い浮かぶかもしれませんが、その時にぜひ赤ちゃんの頭を守るものも用意してあげてください。
区から新しい防災ヘルメットが保育園と児童館に支給されました、が、かたすぎて幼児一人じゃ装着不可能。これじゃ使えないよ、タタメット。
— izumi (@izqr) February 21, 2012
災害時には室内にいたとしても棚上からの物の落下してくる恐れがあります。さらに、屋外もがれきや風で物が飛んだり落ちてきたりすることもあり、けがの危険が高まります。準備しておけばいざという時に安心して行動できるので、防災用品の中に子供の安全に関する道具も揃えておくとよいでしょう。
防災用に購入した品は、試着したり使ってみたりせずにそのまま保管しておくことも多いものです。赤ちゃんヘルメットを防災用に購入した場合、装着のしやすさや子供が嫌がらないかなどを確認しておいた方がよいでしょう。
ヘルメットでなく防災ずきんでも
赤ちゃん防災、少しずつすすめています。まずは身の安全を守ることから。0歳児から使える防災ずきん購入。Amazonや楽天で購入可能。1歳を過ぎたらヘルメットも検討しようかと思います(´∀`) pic.twitter.com/xOC9c3k6rF
— ぽかり (@tantanbosai) February 17, 2018
大人が防災に備えて用意するようなヘルメットは、子供が嫌がってしまうかもしれません。その場合は、防災ずきんを試してみてはいかがでしょうか。防災ずきんにする場合は素材のしっかりしたものを選んであげるのがポイントです。「防炎」「難燃」「耐衝撃性」など、防災に有効か性能表示をしっかりと確認して購入しましょう。
(防災についてはこちらの記事も参考にしてください)
赤ちゃんの好きな色やキャラクターを選んであげましょう
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