排卵後に基礎体温が上がらない！原因と対処法！妊娠はできる？体験談も！

基礎体温が上がらない原因の中で意外にも多いのが「ストレスによる影響」です。妊活・不妊治療をしている方は、毎日将来の赤ちゃんの為にさまざまな努力をしていますよね。その努力も時には負担を感じて落ち込んでしまう事も多いでしょう。また、仕事で疲れていたり、育児や家事に追われていたりなど肉体的にも疲労を抱えている人も多いです。

ストレスや体のあらゆる部分に影響を及ぼしますので、体温が低温のままの場合にはこのようなストレスを感じている可能性も十分考えられます。たまには頭から妊活を切り離し、心の休息を取ってリラックスしてくださいね。

基礎体温を測る際に、日によって検温時間が違う、一度起き上がってから検温したなどはありませんか？基礎体温は起床直後の安静状態での検温が基本であり、活動後に検温しても意味がありません。また、検温時間にバラつきがあるのも正しい基礎体温の検温方法ではありません。検温する際は正しい検温方法で行いましょう。（※2）

（高温期に体温が低い原因については以下の記事も参考にしてみてください）

基礎体温が上がらない時に前章の①〜④の要因が思い当たれば、放っておくと不妊症や不育症に繋がる事もあるので、それに対して改善しなければなりません。ではどのように改善すればいいのか知りたいですよね？下記では体温が上がらない時の対処法についてご紹介します。

初めて無排卵や黄体機能不全が疑われる際には病院で検査をし、ホルモン剤などで治療を受ける事が必要です。具体的には、卵胞が全く育たない場合には排卵誘発剤で卵胞を育成させ、卵胞は育つけど自力で排卵しない場合には排卵の引き金になるhCG注射を打つなどの治療が挙げられます。

また、排卵後にはプロゲステロンの補充を行い、本来あるべき高温期の姿を取り戻すことが重要です。

日中仕事などで忙しい人にとっては難しいかもしれませんが、生活習慣が乱れていると体内リズムも狂いやすく、体温が上がらないという事もあります。妊活・不妊治療中はまず早く寝る事を心がけ、夜更かしや過度な飲酒をしないようにしましょう。妊娠していないとはいえ喫煙する事も、体にとっては一利もありません。

体に悪い事は少しずつでも良いので改善していくようにしましょう。

女性が血の滞りが多く冷え性である方が多いです。「私は手足が温かいから冷え性ではない」と思っている方でも、体の内部が冷えている「隠れ冷え性」の可能性が潜んでいるかもしれません。病院で初めて自分が冷え性と知る人もいます。

血流（血液の循環）が滞ると体が冷えやすく、低体温になりがちです。特に生理で黒っぽい生理出血が出る人は血流が悪いサインです。日頃から運動をしたり、根菜類を積極的に食べるなど、体の内部から温めるように意識しましょう。

（高温期の体温については以下の記事も参考にしてみてください）