新生児の爪切りはいつから?切り方のコツを紹介!深爪に注意!

【医師監修】小さくてかわいい赤ちゃんの爪を切るのもママ・パパがする大切なお世話の一つです。「新生児の爪はいつから切り始めるの?」「どんな道具をいつから使うの?」そんな疑問を解消するべく「深爪を防ぐ上手な切り方」や「新生児から使える爪切りグッズ」まで、赤ちゃんの爪のお世話についてご紹介します。

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専門家監修
新井昇子
3歳男児と7歳女児の子育て中の小児科医です。現在は、魔法の子育てセミナー、個人セッションも行なっております。子育ての経験と心理学・医学的知識、・・・
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Contents
目次
  1. 新生児も爪を切る?いつから切り始めたらいいの?
  2. いつ爪を切ったらいいの?
  3. いつから何を使って切るの?爪切りの種類と使用開始時期
  4. 爪を切る場所は?どんな体勢で爪を切ったら失敗しない?
  5. 失敗しない新生児の爪の切り方
  6. 新生児の深爪を防ぐには
  7. こんな時はどうする?嫌がる時の対処法
  8. 「いつから」も「頻度」も赤ちゃんによって違います

いつから何を使って切るの?爪切りの種類と使用開始時期

赤ちゃんの爪は必ず赤ちゃん専用の道具で切りましょう。大人用の爪切りは、小さくて薄い赤ちゃんの爪を切るには危ないですので使わないようにしましょう。一般的には「赤ちゃん用爪切りハサミ」を使いますが、最近は色々な種類があります。何をいつから使えるのでしょう。

爪切りの種類と使用開始時期【赤ちゃん用爪切りハサミ】

一番ポピュラーで使い方も簡単なのが「赤ちゃん用爪切りハサミ」で、ハサミの差先が丸く、安全になっているのが特徴です。「新生児から」という商品と「3か月位から」という商品があり、それぞれの爪の薄さに対応しています。

刃先にポケットが付いて「爪の飛び散りを防止できるもの」や「握りやすいように大きめのグリップのもの」などがあります。

爪切りの種類と使用開始時期【大人と同じ形の爪切り】

「ハサミ型は使い慣れなくて怖い」「大人と同じ形の赤ちゃん用爪切りを使いたい」という方もいますよね。赤ちゃん用テコ型爪切りは、6~9か月頃から使用出来ます。もちろん刃先は小さめで、赤ちゃんの爪も安全に切れるようになっていますよ。

飛び散り防止のカバーや爪やすりも付いている製品が多いので、爪切りの頻度が多くても片付けが楽です。爪が大きくなって厚みが少し出てくる1歳頃からは、こちらの方が爪を切りやすい赤ちゃんもいるでしょう。

爪切りの種類と使用開始時期【電動ネイルケアセット】

ママも一緒に使えるのが売りの「赤ちゃん用電動ネイルケアセット」もあります。こちらは1歳頃から使えて「LEDライトが内蔵」されていたり「振動音が少ない」など、赤ちゃんの為の工夫も満載です。さらに、やすりのスピードを調節出来て大人の爪にも使えます。はさみ型やテコ型と比べるとお値段は張りますが、使用頻度を考えるとお得感がありますよね。

爪切りの種類と使用開始時期【いつから大人用の爪切りを使えるの?】

6歳くらいまでは赤ちゃん用を使って切るのが一般的です。小学生低学年頃からはママ・パパが見ていてあげれば大人用でも大丈夫なお子さんもいます。しかし「大人用の爪切りの刃の大きさ」と「赤ちゃんの爪の大きさ」は全く合いません。思わぬ事故につながることもありますから、赤ちゃんに大人用の爪切りを使うのは絶対にやめましょう。

爪を切る場所は?どんな体勢で爪を切ったら失敗しない?

赤ちゃんの爪切りはスピードと丁寧さが勝負です。赤ちゃんが気づいて嫌がる前に素早く切りましょう。そのためには赤ちゃんの体制とママ・パパの座る位置の関係がとても大切になってきます。それから部屋の明るさにも気をつけましょう。

寝ている体勢は失敗が少ない

一番のオススメは赤ちゃんが仰向けに寝ている体勢の時です。新生児は寝ている時間も長いので当然この体制が多いですよね。寝ている赤ちゃんに対してママ・パパは、赤ちゃんの頭のすぐ上に赤ちゃんを逆さまに見下ろす体制で座ってから切りましょう。

(睡眠時間について以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃん・新生児の睡眠時間はどれくらい?月齢で寝る時間が違うの?

いつから膝抱っこして切れる?