新生児けいれんって何?ブルブル震える症状が出た時の対処法は?
新生児痙攣と聞くと「赤ちゃんが大変な病気にかかっているのでは?」と不安になりますね。赤ちゃんの脳が未発達であることが原因になっている場合もあり、緊急を要するものとそうではないものがあります。新生児痙攣の症状や治療のタイミングなどご紹介します。
下痢や嘔吐をともなう病気が引き金となるのは、脱水性のけいれんです。赤ちゃんの身体はほんの少し水分不足になっただけで脱水症状を起こしてしまいます。睡眠中にたくさん汗をかくことで脱水になる赤ちゃんもいるので、衣服などで体温調節を心がけるのも必要です。(※2)
新生児痙攣の原因と症状【特に危険な新生児痙攣の症状】
生後一カ月未満の新生児期に出る新生児けいれんについては、特に気をつけた方が良いでしょう。新生児けいれんの原因には「血糖値」「血中酸素濃度」「無呼吸」「脳内外の出血」などによるものも考えられます。これらが原因となって新生児けいれんをおこしている場合は、一刻も早く医療機関を受診させる事が必要です。
生後間もない新生児は、手足をバタバタさせるような動きはまだできないため、かなり小さな震えが考えられます。また新生児の場合は、前触れもなく突然無呼吸になってしまうこともあるので、より注意深く観察しましょう。
新生児期というとほとんど寝ている時期なので、小さな症状や表情、泣き方だけでけいれんの症状を判断するのは難しいですね。直観で「いつもと違うな」と感じた時は、迷わず受診することをお勧めします。
(新生児の呼吸については以下の記事の参考にしてみてください)
赤ちゃんがブルブル震える新生児痙攣が起こった時の対処法は?
新生児けいれんの症状が見つかった場合は、どのように対処すればよいのでしょうか?
新生児痙攣の対処法【赤ちゃんを観察】
初めてけいれんを起こしている赤ちゃんを見ると、どうして良いかわからずパニックになってしまいますね。しかし、慌ててけいれんを止めようと手足を押さえつけたりするのは逆効果です。まずは落ち着いて赤ちゃんを観察しましょう。
けいれんによって、食べ物や嘔吐物が赤ちゃんの気道をふさいでしまう事があります。それを防ぐために「顔を横に向ける」「スタイをはずす」「衣服を緩める」など、赤ちゃんが楽な姿勢になるようにしてください。無呼吸にも気を付けましょう。呼吸をしていても、睡眠中に突然吐き戻してしまう事も考えられます。必ず睡眠中も気道は確保しましょう。
観察するポイントは、けいれんが起きている「時間」「間隔」「その時の状況」です。どのような状態でけいれんが発生したのかが重要です。他に症状はないか確認しましょう。後から医師に細かく説明できるようにメモしておくと良いでしょう。
新生児痙攣の対処法【注意を要する痙攣とは】
月齢や年齢に関わらず、次のような場合は医療機関を受診しましょう。
・5分以上続く
・嘔吐を伴う
・震える以上の動き(足をばたつかせたり、頭を前後にふるなど)
・普段と全く異なる動き(まばたきを繰り返すなど)
・無意識、無呼吸の状態が長く続く
・呼吸の状態がいつもと違う
新生児痙攣の対処法【赤ちゃんにやってはいけないこと】
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