【医師監修】妊娠31週の妊婦・胎児の状態は？症状と注意点！早産の可能性は？

妊娠31週目は妊娠8か月の最終週です。仕事をしている人は、産休に入る直前という方も多いかもしれませんね。お腹はどんどん大きくなり、妊婦さんの動きも制限されてきます。正産期である37週も迫ってきており、いつどんなことが起こるかわかりません。妊婦さんと赤ちゃんがどのような状態にあるのか、また注意点や対策についても知っておくと安心です。

（妊娠8ヶ月頃の注意点については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠31週目の妊婦さんの体調変化や、起こりうる様々な症状について説明します。あわせて妊娠31週目の体験談や対策もご紹介しますので、参考にしてくださいね。

妊娠31週目ともなると、だいぶお腹は大きくなり、自分の足元が見えなくなってきます。子宮がどんどん大きくなってくることに従って、横隔膜や肺が圧迫され、妊娠後期に動悸や息苦しさも感じるようになってくる人は多いようです。

もし動悸が起きたら、その場にしゃがんで休んだり、深呼吸して息を整えたりして、無理に歩き出さないようにしましょう。息苦しい状態で無理をすると、転倒する恐れもあります。妊婦さんにとって転倒は取り返しのつかないことにもなりかねません。注意してくださいね。

（妊婦の動悸については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠中によくあるトラブルは腰痛です。お腹が大きくなってくると、体がバランスを取ろうとして背が反った姿勢になりがちです。すると、腰に負担がかかり、腰痛を起こしてしまうのです。背筋をまっすぐとして立つことを心がけるだけでだいぶ腰痛が改善されるので、姿勢にも気を付けてみましょう。