赤ちゃんのプールはいつから?注意点は?感染症の危険も?体験談あり
【医師監修】夏を楽しめる遊びと言ったらプールです。赤ちゃんをプールで遊ばせてあげたいと思っても、プールに入っても大丈夫なのかと悩むことでしょう。そこで、赤ちゃんがいつからプールに入れるのか、おむつはどうすればいいのかなどの注意点をご紹介します。
自宅のビニールプールで遊ばせる場合には水温に気を付ける必要があります。出来れば朝のうちにお水を張っておいて太陽の日差しで水を温めておくと良いでしょう。もしも、入れたばかりの水でプールに入れる時には、お湯を入れて25度くらいの水温にしてあげましょう。
プールの深さですが、赤ちゃんの太ももが浸るくらいの腰よりも下にしましょう。赤ちゃんは水深5~10cmくらいでも溺れてしまいます。自分で起き上がったりできないために、滑ってうつぶせの状態になってしまうと口と鼻が水の中で息ができません。付き添いの大人が目を離さないように十分注意をして赤ちゃんを遊ばせてあげましょう。
マキ先生
小児科医
赤ちゃんは体表面積の割合が高いので、水温が低いと想像以上に体温が奪われてしまいますので注意が必要です。
赤ちゃんをプールに入れる時の注意点【授乳後すぐはさける】
授乳してすぐにプール遊びをさせると履いてしまう時があります。赤ちゃんに授乳する場合は、プールに入る30分~1時間前に授乳しておきましょう。赤ちゃんの胃の筋肉は弱いために吐きやすくなっているのです。吐いてしまった場合のプールは衛生的にも良くありませんし、公共の場合には他人にも迷惑をかけてしまいます。
(ミルクや母乳を吐くについては以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんをプールに入れる時の注意点【紫外線の対策】
赤ちゃんの肌にとって直射日光は刺激が強すぎます。特に真夏の日差しは大人でも長時間当たり続けるとやけどをするぐらい強いものです。出来れば自宅のプールなどは日陰に置くか、パラソルなどで人工の日陰を作ってあげましょう。
頭にも帽子をかぶせるなどをしてあげるとなおさら良いですね。市販されている赤ちゃん専用の日焼け止めクリームを使うのも紫外線対策になりますから良いでしょう。
赤ちゃんをプールに入れる時の注意点【水分補給】
水遊びは意外に体力を消耗します。また、夏の暑い時間帯でのプール遊びでは水分の補給も大事なことです。特に赤ちゃんは体も小さいですから熱中症にもなりやすい状態です。こまめな水分補給は欠かせないと言えます。月齢が低い赤ちゃんの場合には冷たい飲み物ではなく、人肌ぐらいの白湯などが良いでしょう。
マキ先生
小児科医
赤ちゃんも水遊びが大好きですので、ついつい夢中で遊んでいると、お腹が空いているのにも気づかないこともあります。水分だけでなく、カロリー摂取にも気をつけてあげてください。
赤ちゃんをプールに入れる時の注意点【長い時間プールで遊ばせない】
まだ、体力のない赤ちゃんの水遊びは短時間で切り上げるようにしましょう。目安としては1日30分ぐらいとみておくと良いですね。長時間、プールの水につかっていると赤ちゃんの体温も下がり冷えてしまいます。30分の間にもこまめに水から出してあげるなどして体温が下がり過ぎないようにしてあげましょう。
赤ちゃんをプールに入れる時の注意点【感染症予防】
共同のプールなどでは感染症にかかる可能性があります。そのために、プールから出た時には念入りにシャワーなどで赤ちゃんの体についたプールの水を流しましょう。シャワーを浴びたらしっかりと髪や体の水気をタオルでふき取ってあげてくださいね。家に帰ったら早めにお風呂に入れて、風邪をひかないようゆっくり寝かせて上げるとよいでしょう。
赤ちゃんがプールに入るまでのステップアップ!
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