生理前のおりもの!におい・色・量の特徴は?あなたの状態は正常?妊娠初期との違いも
【医師監修】生理前のおりものが気になることって多いですよね。ここでは、生理前のおりもののにおい・色・量について、どんな特徴があるのか、どんな状態が正常なのか、妊娠初期との違いもふまえてご説明していきます。身体からのサインであるおりものについて理解を深めていきましょう。
こんなにおいがしたら気をつけよう
明らかに悪臭があるおりものは、病気のサインかもしれません。おりものから魚が腐ったようなにおい、強い腐敗臭などを感じる場合は感染症の疑いがあります。感染症に関しては後述の「こんなおりものは病気のサイン」の中で説明していきますので、参考にしてみてください。
生理前のおりものの特徴2. 色
おりものの色も女性ホルモンの影響を受けています。普段は透明色または半透明色のおりものですが、生理前は少し変化するでしょう(※1)。ここでは生理前のおりものの色の特徴について説明していきます。また茶色いおりものが出る原因や病気の疑いがあるおりものの色の特徴も明記しますので、一緒に確認していきましょう。
生理前の白いおりものは正常?
普段は透明色または半透明色のおりものですが、生理前のおりものは女性ホルモンの影響によって白く濁った色になることが特徴です。時間の経過とともに黄みがかった白色に見えることもあるでしょう。これはおりものが時間とともに酸化し黄ばんでくるためと考えられます。
また生理前のおりものは、粘り気が強く下着につきやすい状態のため不快に感じる人も多いかもしれません。
生理前に茶色のおりものが出るのはなぜ?
個人差はありますが、生理の数日前から少ない量の茶色のおりものが出る場合があります。これは月経に伴い子宮内膜が剥がれ始め、おりものに少ない量の経血が混ざることが原因です。月経直前の茶色のおりものは生理の前兆の場合が多いため心配はいりません。
こんな色のときは注意が必要
おりものの色が上記と明らかに違う場合は、病気の疑いがあります。病気の疑いがあるおりものの色は黄色や黄緑色、灰色などです。これらのおりものが出ている場合は症状を確認し、病院の受診も視野に入れてください。
また白色のおりものでも、その量や状態によっては病気の可能性もあります。後述の「こんなおりものは病気のサイン」の中で疑われる病気を説明していきますので、参考にしてみてください。
生理前のおりものの特徴3. 量
おりものの量は黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)の2つの女性ホルモンの働きを受け増減することが分かっています。個人差はありますが黄体ホルモン(プロゲステロン)が増えるとおりものは少ない状態となり、卵胞ホルモン(エストロゲン)が増えるとおりものは増えるでしょう。生理前のおりものの量についてご説明します。
生理前のおりものの量はどのくらい?
生理前のおりものの量は比較的少ない状態です。これは黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きが活発になるためと考えられます。しかし生理直前になると卵胞ホルモン(エストロゲン)の働きの方が若干ではありますが強くなるため、おりものの量は増える傾向にあるでしょう。
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