生後2ヶ月の授乳間隔・回数は?母乳やミルク別の量や注意点!体験談も

【医師監修】赤ちゃんの生後の成長スピードはとても早いため、月齢ごとにお世話の仕方が変わってきます。中でも特に授乳について不安なママが多くいます。ミルクを飲むのが徐々に上手になる生後2ヶ月。そんな生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳について先輩ママの体験談も含めて詳しくご紹介します。

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専門家監修
渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
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Contents
目次
  1. 生後2ヶ月の赤ちゃん
  2. 生後2ヶ月の平均的な授乳間隔・回数について
  3. 生後2ヶ月の母乳・ミルク別の量について
  4. 授乳量が足りているか心配な時
  5. 生後2ヶ月のママがやるべき母乳不足の解消法
  6. 生後2ヶ月のミルクの足し方について
  7. 生後2ヶ月の授乳が上手くいかないときの工夫
  8. 生後2ヶ月の授乳時の注意点
  9. 生後2ヶ月のおでかけ時の授乳について
  10. 生後2ヶ月はママのお世話でぐんぐん成長!

完全ミルクの場合

完全ミルクでの育児の場合は、与えているミルクのパッケージに記載されている量を参考にしながら授乳をします。1度にたくさん飲む子や少量のミルクを多い頻度で飲む子もいるので、体重に気を付けながらミルクの量の調整をしてあげましょう。

混合ミルクの場合

混合ミルクの場合はまず母乳から与えて、足りない分をミルクで補うようにしますが、その際のミルクの量は赤ちゃんが母乳に吸いついていた時間や1ヶ月健診からの体重増加を考慮しながら調節してあげましょう。ママは赤ちゃんの「お腹いっぱいサイン」を見つけておくと授乳しやすくなりますよ。

先輩ママ

30代後半

初めは「まだ2時間しか経っていないのにミルクを足して良いものか」とか「こんなに泣くなんておっぱいが足りてないんじゃないか」など本当に悩みました。今はとにかくおっぱいを飲ませて、足りない分は無理せずミルク。大丈夫、しばらくしたら落ち着きます。

混合ミルクで悩んだ体験談を語っている先輩ママはたくさんいます。つらくなったら先輩ママの体験談を調べてみると少し心が落ち着きますよ。

授乳量が足りているか心配な時

母乳やミルクを飲む間隔や量については個人差がありますが、そうはいっても本当に授乳量が足りているのか心配なママも多いのではないでしょうか?特に母乳の場合はミルクと違って飲んだ量が明確に見えないため不安になりがちです。

そこで、ここでは授乳量が足りているかどうかの判断の仕方についてご紹介します。

母乳不足のサインをチェック

一般的な母乳不足の時に見られる赤ちゃんのサインは以下の通りです。

●母乳を飲んでもすぐに泣いてしまう
●おっぱいに吸いついている時間が長い
●1日のおしっこの回数が5回以下
●うんちの回数が2~3日に1回しかない
●授乳間隔が1時間以下

おむつは母乳不足の大切な判断材料になるので、こまめにおむつチェックをしておくと良いでしょう。授乳量が足りている目安としては1日5枚のおむつがしっかり濡れていることです。1ヶ月健診で体重が思うように増えていなかった場合は、特に気を付けてチェックしましょう。

赤ちゃんの体重増加で判断する

母乳が十分に出ていれば、赤ちゃんの身体も順調に大きくなります。そのため、赤ちゃんの体重をチェックすることによって母乳量が足りているかどうかを判断することが可能です。

生後2ヶ月の赤ちゃんの平均的な体重増加のペースは1日に30g前後とされています。新生児期からの体重変動や前回測ったときの体重の値を見てみましょう。1ヶ月で1kg前後の体重増加があれば母乳量は足りていると考えられます。

生後2ヶ月健診はないので日ごろからママがしっかり体重管理をしてあげましょう。

赤ちゃん用のデジタル体重計を活用する

赤ちゃんが飲んでいる母乳・ミルクの量を具体的に知りたい場合は「哺乳量測定」という方法があります。哺乳量測定とは赤ちゃん用のデジタル体重計を使って「授乳前の体重」と「授乳後の体重」を測定し、それぞれの数値の差引きから母乳・ミルクの量を計算するというものです。

デジタル体重計はレンタルすることも可能なので授乳量が心配なママは必要に応じて、普段の育児に取り入れてみましょう。

生後2ヶ月のママがやるべき母乳不足の解消法

産後からずっと母乳が少ない、新生児期には順調に出ていた母乳が急に出なくなった、など母乳に関する悩みを抱えているママはとても多くいます。

産後2ヶ月目はまだホルモンバランスが乱れやすいため、気分も落ち込みやすい時期。そんな時期にママとしての自信をなくさないためにも、母乳が出ない場合の対処法について知っておきましょう。

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