生後2ヶ月の授乳間隔・回数は?母乳やミルク別の量や注意点!体験談も

【医師監修】赤ちゃんの生後の成長スピードはとても早いため、月齢ごとにお世話の仕方が変わってきます。中でも特に授乳について不安なママが多くいます。ミルクを飲むのが徐々に上手になる生後2ヶ月。そんな生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳について先輩ママの体験談も含めて詳しくご紹介します。

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専門家監修
渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
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Contents
目次
  1. 生後2ヶ月の赤ちゃん
  2. 生後2ヶ月の平均的な授乳間隔・回数について
  3. 生後2ヶ月の母乳・ミルク別の量について
  4. 授乳量が足りているか心配な時
  5. 生後2ヶ月のママがやるべき母乳不足の解消法
  6. 生後2ヶ月のミルクの足し方について
  7. 生後2ヶ月の授乳が上手くいかないときの工夫
  8. 生後2ヶ月の授乳時の注意点
  9. 生後2ヶ月のおでかけ時の授乳について
  10. 生後2ヶ月はママのお世話でぐんぐん成長!

生後2ヶ月の赤ちゃん

生後2ヶ月になると新生児期よりも体つきがしっかりとしてきます。生後2ヶ月の赤ちゃんはどのくらい成長するのでしょうか?まずは生後2ヶ月の赤ちゃんについてご紹介します。

生後2ヶ月の赤ちゃんの体重

生後2ヶ月の赤ちゃんはぐんぐん成長します。生後2ヶ月での平均体重は男の子の場合4,410g~7,180g、女の子の場合は4,190g~6,670gとなります。なんとこれは新生児期の約2倍の数字です。

成長のスピードには個人差がありますが、1ヶ月に1kg前後のペースで体重が増加していれば問題ありません。新生児期からの増加スピードや1ヶ月健診からの増加をしっかりチェックしましょう。

生後2ヶ月の赤ちゃんのママ

20代後半

産まれた時は2244gと少し小さく産まれて来ました。低体重で産まれた我が子ですが特に健康上問題は無く、元気な男の子。とっても大変な育児ですが、なんとか体重も少しづつ増え標準には届かないもののすくすくと育ってくれています。

先輩ママの体験談にあるように、体重が軽くても健康であれば問題ありません。過剰に心配せずに、赤ちゃんの個性と考えてあげましょう。

生後2ヶ月の赤ちゃんの身長

生後2ヶ月の赤ちゃんの平均身長は男の子の場合54.5~63.2cm、女の子の場合53.3~61.7cmとなります。

1ヶ月健診も過ぎて、他の子よりも小さい・大きいとママが心配になる時期ですが個人差もあるので平均身長は参考程度にとどめておきましょう。2ヶ月健診はないので不安になりがちですが、母子手帳に載っている成長曲線も参考にしながら、あせらずに成長を見守ってあげてください。

(赤ちゃん体重や身長については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児・赤ちゃんの体重や身長、育児の注意するポイントは?

生後2ヶ月の赤ちゃんができるようになること

生後2ヶ月になると徐々に筋肉が発達してくるため、手足をバタバタさせ、新生児期よりも活発に動くようになります。筋肉が発達することによって新生児期には支えていなければカクンとしていた首も少しずつ安定してくるでしょう。

この時期は赤ちゃんがアウアウと声を出すようになります。これは「喃語(なんご)」と呼ばれており、喃語自体は新生児期からみられますが、生後2ヶ月では声を出す頻度が多くなります。ママは積極的にしゃべりかけてあげましょう。

(生後2ヶ月赤ちゃんの発育については以下の記事も参考にしてみてください)

【生後2ヶ月】赤ちゃんの特徴や発育目安は?育児のポイントや注意点も!

生後2ヶ月の平均的な授乳間隔・回数について

新生児期ではおっぱいやミルクを上手く飲めなかった赤ちゃんも、生後2ヶ月になると飲み方が段々上手になってきます。飲み方が上手になることにより1回に飲める量が多くなるため授乳間隔もあくようになってくるのです。

ここでは生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔・回数についてご紹介していきます。

完全母乳での授乳間隔・回数