赤ちゃんのチョコレートは何歳から?アレルギー反応のリスクや食べてしまった際の対処法も!
【医師監修】チョコレートといえば子供のおやつの定番ですが、赤ちゃんにはいつからチョコレートを食べさせても良いのでしょう?この記事では赤ちゃんが何歳からチョコレートを食べてもいいのかや、赤ちゃんがチョコを食べてはいけない理由やリスク、アレルギーになった場合に出る症状も紹介します。また、赤ちゃんがチョコを食べてしまった場合の対処法や、赤ちゃんにおすすめのチョコレート代用品もご紹介しますので、ぜひ見てみてくださいね。
赤ちゃんがチョコレートを食べてはいけない理由として、チョコレートに依存してしまう恐れがあることも挙げられます。まだ薄味のものしか口にしていない赤ちゃんは、チョコレートを食べると特別美味しく感じることでしょう。その結果「もっと食べたい」という欲求が生まれ、チョコレートばかりを食べようとしてしまいます。
また、チョコレートに含まれる砂糖も依存性が強いため、チョコレートに限らず砂糖を含んだ甘いおやつには依存性があると捉えておきましょう。
トランス脂肪酸が含まれていることがある
チョコレートにトランス脂肪酸が含まれている可能性があることも、赤ちゃんがチョコレートを食べてはいけないとされている理由のひとつです。トランス脂肪酸は油分が入った加工食品に含まれていることが多く、善玉コレステロールを減らして悪玉コレステロールを増やしてしまう作用があると考えられています。
さらにトランス脂肪酸は過剰摂取することでアレルギー性の鼻炎やアトピー性皮膚炎、心臓疾患のリスクを高める恐れがあるため、チョコレートが食べられる年齢になっても摂取を避けたいところです(※1)。
アレルギーを起こすことがある
アレルギーを起こすリスクがあることも、赤ちゃんがチョコレートを食べてはいけない理由として挙げられます。食物アレルギーと聞くと卵や小麦、牛乳をまず思い浮かべますよね。実は、チョコレートの原材料であるカカオが原因となって起こるアレルギーも存在しています。
アレルギーが出た際の症状は、赤ちゃんにとってつらいものばかりです。パパやママがアレルギー体質の場合は、赤ちゃんがチョコレートを食べないよう特に注意する必要があると言えるでしょう。チョコレートアレルギーが出た時の症状については、この後くわしくご説明します。
(赤ちゃんのアレルギーについては以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんがチョコレートアレルギーになった場合の症状は?
「チョコレートアレルギーなんてあるの?」と感じたママもいるでしょうが、チョコレートを食べた際にアレルギー反応がみられることもあります。チョコレートの原材料でもあるカカオだけでなく、ミルクチョコレートやナッツチョコレートを食べた場合には牛乳やナッツが原因となってアレルギー反応が現れる可能性もあるでしょう。
では、チョコレートを食べてアレルギー反応が出た場合にはどういった症状がみられるのでしょうか?食物アレルギーの主な症状としては湿疹やじんましん、嘔吐や呼吸困難などが挙げられます。これらの症状がみられたら、早めに小児科にかかりましょう。また、初めて子供にチョコレートを食べさせる際には少量に留めておくと安心です。
赤ちゃんがチョコを食べてしまった時の対処法は?
「赤ちゃんがチョコレートを食べてしまったらどうすれば良いの?」と不安を抱えているママもいますよね。赤ちゃんがチョコレートを口にしてしまった場合、まだ飲み込んでいない状態であれば口から取り出してあげましょう。虫歯が気になるママは、後から歯を磨いてあげると良いですね。
また、赤ちゃんがチョコレートをすでに飲み込んでしまっていても、先ほどご説明したアレルギー反応がみられなければ大丈夫です。「悪影響なのでは」と慌てて小児科に駆け込んだり、無理に吐き出させたりする必要はありません。落ち着いて赤ちゃんの様子をしばらく見守ってあげてくださいね。
ただ「赤ちゃんにアレルギー反応が出ている」「食べたチョコレートにアルコールが入っていた」といった場合には、早めに小児科を受診しましょう。
(赤ちゃんの歯磨きについては以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんにおすすめのチョコレートの代用品は?
きょうだいがチョコレートを食べているところを見たり、1度口にしてチョコレートの味を知っていたりすると、赤ちゃんも泣いてチョコレートを欲しがることもあるでしょう。「赤ちゃんがチョコレートをあまりにも欲しがって困っている」というママもいるのではないでしょうか?そこで、ここでは赤ちゃんにおすすめのチョコレートの代用品をご紹介します。
ココアパウダー
チョコレートの代用品としてまず挙げられるのは、ココアパウダーです。離乳食やおやつの風味づけにぴったりで、チョコレート風味のケーキなど赤ちゃんだけでなく上のきょうだいも喜ぶおやつが作れます。また、市販のココアパウダーにはさまざまな商品がありますが、加糖のミルクココアではなくママが甘さを調節できる純ココアがおすすめです。
ただ、ココアにもわずかながらカフェインが含まれています。おやつ作りの際には「しっかりとチョコレート風味に味付けをしたいから」とココアパウダーを使いすぎないよう気を付けましょう。
(離乳食については以下の記事も参考にしてみてください)
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