新生児からの添い乳は危険?安全なやり方や、癖にならないための注意点も解説!

【医師監修】添い乳は身体の負担が少ないから新生児からやってみたいなと思うママも多いでしょう。今回は赤ちゃんが添い乳ですぐに寝る理由をはじめ、新生児から添い乳をするメリット・デメリットなどを紹介します。安全なやり方や、添い乳をやる際に注意点も紹介していきます。

専門家監修 | 小児科医 渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。

目次

  1. 赤ちゃんが添い乳ですぐに寝る理由は?
  2. 新生児から添い乳をするメリット・デメリット
  3. 新生児への添い乳の安全なやり方
  4. 新生児に添い乳する際の注意点!癖になる?
  5. 赤ちゃんへの添い乳について理解しよう!

赤ちゃんが添い乳ですぐに寝る理由は?

「添い乳」とは赤ちゃんとママが向かい合って寝ながら授乳する方法を指します。体力を温存しておきたい産後に便利であり、ママの身体を休ませつつ赤ちゃんとゆっくりスキンシップができる授乳スタイルとして人気があります。そしてうれしいことに添い乳では赤ちゃんがすぐに寝てくれることが多いのです。なぜ赤ちゃんは添い乳ですぐに寝るのでしょうか?

添い乳は赤ちゃんとママのスキンシップ

生まれたばかりの赤ちゃんは目があまりよく見えていません。視覚以外の聴覚や触覚などを頼りにしているため、周囲の音や皮膚への刺激に反応しています。抱っこやスキンシップは赤ちゃんにとって非常に大切なもので、赤ちゃんに深い安心感を与えてくれます。

添い乳はママの身体を休ませるだけではなく、赤ちゃんとママとの関わりをより深くしてくれます。ママが側にいるという安心感を得ることができるため、赤ちゃんは添い乳ですぐに寝ることが多いようです。

ママの心音で安らげる

ママの心音はお腹にいるときからずっと聞いている音なので、赤ちゃんにとってとても安らげる音です。とくに添い乳の際にはママの心音を近くで寝ながら聞けるので、赤ちゃんは安心して眠りに落ちることができます。

寝かしつけるときも、赤ちゃんの寝息やママの心音に合わせて背中を優しくトントンするのがおすすめです。赤ちゃんも安心できてスムーズに眠りやすくなりますよ。

ママの体温でゆったり眠れる

生まれたばかりの赤ちゃんは体温調節が難しく、周囲の温度に左右されて体調を崩しやすい傾向があります。そのため、赤ちゃんにとっては熱過ぎなくて冷た過ぎない「人肌」が重要です。ほっと安心できる体温が身近にあることで赤ちゃんは安らぐことができます。

赤ちゃんにとってママの体温は安らぐことができ安心感を得られます。添い乳はママの体温を近くで感じられるので、すぐに眠ることができるのでしょう。スキンシップもできて、赤ちゃんも安心できる添い乳はおすすめです。

ママの匂いで安心できる

赤ちゃんの五感に関する発達スピードには個人差がありますが、一般的に赤ちゃんの嗅覚は聴覚と同様に発達スピードが早いといわれています(※1)。日数を重ねるごとにママの母乳の匂いや声でママを認識できるようになります。

赤ちゃんはママの母乳の匂いを嗅ぐと安心できるため、寝ながら身体を密着させられる添い乳の場合すぐに眠ってくれやすいのです。添い乳は赤ちゃんにとってママを間近で感じられる時間といえます。

(赤ちゃんが寝る音楽については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんがすぐ寝る音楽とは?ママ達おすすめ子守唄動画25選も!

新生児から添い乳をするメリット・デメリット

授乳が寝ながらできる添い乳ですが、新生児から添い乳をしてもいいのかなと心配になるママも多いでしょう。添い乳をする場合どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?新生児から添い乳をするメリット・デメリットを紹介します。

添い乳をするメリット

添い乳のメリットはママの身体を休めることができる点です(※2)。初めての育児は肩や腰、手首を痛めやすいものですが、寝ながら授乳できる添い乳はママへの負担が少ない授乳スタイルです。赤ちゃんにとってもママが側にいるという安心感を感じることができます。

とくに寒い夜は布団の中で授乳ができるので寒い思いをしなくて済み、ママは身体をゆっくり休ませながら授乳できます。

添い乳をするデメリット

添い乳のデメリットは圧迫などによる窒息の危険があるという点です。また癖になってしまい添い乳でないと眠れなかったり、同じ姿勢で授乳することで、赤ちゃんの頭や耳の形が気になる場合もあります。体勢が偏ることによって起こりやすいママの腰痛にも注意が必要です。

授乳は毎日のことなので同じ向きだけにならないように体勢を変えるなど工夫が必要です。ママも赤ちゃんも安心して快適に過ごすためにも、まずは安全な添い乳のやり方を知っておきましょう。

(赤ちゃんとの添い寝については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんとの添い寝!新生児はいつから一緒に寝ても大丈夫?

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