赤ちゃんとの添い寝!新生児はいつから一緒に寝ても大丈夫?
【医師監修】赤ちゃんが産まれたら、ベッドやお布団で添い寝したいと思っているママは多いのではないでしょうか。新生児や赤ちゃんとの添い寝はメリットばかりではなく、デメリットもあるので細心の注意が必要です。新生児や赤ちゃんとの安全な添い寝について詳しくご紹介します。
新生児や赤ちゃんとの添い寝とは?
子ども部屋のベビーベッドで赤ちゃんが一人で寝ている様子を、海外ドラマや映画でよく見かけませんか?日本では寝室やリビングの一角にベビーベッドを置いて、赤ちゃんの様子をいつでも見られるようにしている方が多いのではないでしょうか。「ベビーベッドを使わなくなったら、子どもと添い寝する」という方も。できれば新生児の頃から添い寝したいですね。
ところで新生児とは、赤ちゃんにとっていつまでの期間をいうのでしょうか?母子健康法という法律で定義されているのは「生まれてから28日未満の期間を新生児」と呼びます。出生後7日未満は「早期新生児」新生児期を含んだ1歳未満までを「乳児」と呼び分けています。
(新生児の寝かしつけについては以下の記事も参考にしてみてください)
新生児や赤ちゃんと添い寝するメリット
添い寝はママの育児ストレスを軽減させるだけでなく、赤ちゃんもママを近くに感じることができ、とてもよい効果をもたらすのです。添い寝はママと赤ちゃんにとって、どのような良い効果があるのか、添い寝のメリットをご紹介します。
(赤ちゃんの夜泣きについては以下の記事も参考にしてみてください。)
添い寝のメリット【赤ちゃんの安心感】
保護者など特定の大人との継続的な関わりにおいて「愛されること」「大切にされること」で、情緒的な絆(愛着)が深まり情緒が安定し、人への信頼感をはぐくんでいきます。特にスキンシップは大きな役割を果たすと言われているのです(※1)。
スキンシップは抱っこだけではありません。寝起きの赤ちゃんのほっぺを触ったり、眠そうな赤ちゃんの体を優しくたたいたり、手足を握ってあげることもスキンシップです。添い寝をすれば、ママの起床や就寝のタイミングにあわせてたくさんスキンシップが出来ます。赤ちゃんも添い寝をすることで、ママのぬくもりを感じて安心して眠りにつくことができるでしょう。
添い寝のメリット【ママの安心感】
添い寝をすることで安心感を得られるのは赤ちゃんだけではありません。ママも赤ちゃんを近くに感じることで、「守っている」という母性本能を感じませんか?産後のストレスも赤ちゃんの寝顔や匂い、ぬくもりで癒され、精神的にリラックスできます。
添い寝のメリット【楽になる夜間の授乳】
添い寝をすると、夜間の授乳がとても楽になります。赤ちゃんが隣にいるのですぐに抱き上げ、おっぱいをあげられますね。冬場ベビーベッドだと、ママは布団から出てガウンを羽織り、赤ちゃんをベビーベッドから抱きかかえなければいけません。掛布団をブランケット代わりにするなど、寒い思いをしない方法で授乳しましょう。
添い寝のメリット【赤ちゃんの異変をすぐ察知できる】
赤ちゃんは吐き戻しが多く、ベビーベッドで一人寝していると、ママが目を離している隙にミルクを鼻やのどに詰まらせないか心配です。添い寝だと赤ちゃんの様子をじっくりと見ることが出来ますよね。お布団の中で暑がっていたり、何か異変があって寝苦しそうにしていたらすぐに気付くことが出来るでしょう。
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