おっぱいマッサージのやり方！授乳・母乳にいい効果？乳頭・乳首のケアについても！

産後授乳を始めたら、どんなタイミングにおっぱいマッサージをしても大丈夫ですよ。時間が空いた時に乳首を伸ばして柔らかくしたり、授乳の前に血流を改善する目的で乳房全体のマッサージをするなど、ママの気が向いたタイミングでマッサージしましょう。

ただし、おっぱいマッサージで痛みを感じたらすぐに病院で受診してくださいね。マッサージで痛みを感じる場合は、乳腺炎などのトラブルを起こしているかもしれません。自己流でマッサージを続けると、更に痛みがひどくなってしまう可能性もありますよ。

おっぱいを刺激すると子宮が収縮しやすくなる危険があるので、お腹が張りやすくなったり、切迫早産、早産などのリスクを抱えている女性はおっぱいマッサージをしない方が良いかもしれません。

おっぱいマッサージを始める時は医師や助産師に相談をしましょう。病院によっては「おっぱいマッサージは必要ない」として推奨していない場所もあります。おっぱいマッサージを取り入れたい場合は、最初の健診の時に病院の方針を確認しておきましょう。

おっぱいマッサージは母乳をたくさん出すためにぜひ取り入れたいですね。しかし、注意点もいくつかあるので紹介していきます。

（赤ちゃんの爪切りに関する注意点については以下の記事も参考にしてみてください）

母乳育児のためにおっぱいマッサージをしたいと考えている場合は、おっぱいマッサージを始める時期に注意する必要があります。多くの産院では妊婦さんに出産前に準備するもののリストや出産後のスケジュールなどが書かれた冊子を配っています。その中におっぱいマッサージを始める時期ややり方が書いてあることもあるので、確認してみてくださいね。

ただし、切迫早産のリスクのある妊婦さんなどもいます。おっぱいマッサージをする前に、妊婦健診の時に医師や助産師におっぱいマッサージの開始時期について確認してみることが大切です。

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妊娠してから変化するのは、乳腺だけではありません。乳輪や乳首も妊娠前より敏感になります。下着がこすれてかゆみを感じたり、痛みを感じる女性も少なくありません。乳頭や乳首、乳輪は特に傷つきやすいので強くこすってマッサージをすると乳房への負担になってしまいます。

おっぱいマッサージをする時は優しく、力を入れないようにすることが大切です。植物性のオイルなどを使って、できるだけ優しく、刺激を与えないようにしてみてくださいね。

おっぱいマッサージは、長時間マッサージすれば効果が出るものではありません。おっぱいマッサージを長時間続けているとお腹が張ってしまう可能性もありますので、妊娠中にあまり長時間おっぱいマッサージを続けないように気を付けましょう。

また、マッサージを毎日行わなければいけないわけでもありません。1日欠かしたら母乳が出なくなるということはありませんので、家事で忙しかったり、体調の優れない場合はお休みしましょう。

おっぱいマッサージをしている時に痛みを感じる場合、乳房の中で母乳が詰まる乳腺炎という病気になっている可能性があります。乳房の痛みを我慢してマッサージを続けると、乳腺炎を悪化させてしまう可能性もありますよ。

乳房の痛みや詰まりを感じるからこそおっぱいマッサージを始めたいと思っている女性もいるかもしれませんね。しかし、乳腺炎の場合はすぐに助産院や母乳外来を受診することをおすすめします。助産院や母乳外来では、ママが受診している間看護師や助産師が赤ちゃんのお世話をしてくれるので、安心して受診できますよ。

おっぱいマッサージは痛い、というママもいます。実際におっぱいマッサージをしたママの体験談を紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。