お食い初めの時期はいつ?計算方法は?やり方や食べる順番、料理や食器の準備など解説!

お食い初めは、いつ行うのかご存知ですか?ここでは、お食い初めの時期の計算方法、日程の決め方、料理・献立などを紹介します。また、食器・服など準備するものや、やり方・食べる順番なども解説するので、いつ行うかを決めたら参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. お食い初め(百日祝い)の時期はいつ?計算方法は?
  2. お食い初めの日程の決め方は?
  3. お食い初めをする時間帯は?
  4. お食い初めをする場所はどこにする?
  5. お食い初めの料理・献立はどうする?
  6. 食器・服などお食い初めで準備するものは?
  7. お食い初めのやり方!食べる順番は?
  8. お食い初めで赤ちゃんをお祝いしよう!

お食い初めを行う時には、料理以外にもお食い初めの儀式に相応しい食器や服などを準備しなければいけません。どんな食器や服装が相応しいのかを含めて、お食い初めに準備するものを解説します。

食器

お食い初めに使う食器は、素焼きや漆器を使うのが一般的ですが、赤ちゃんの性別によって準備する食器の色が違います。男の子の場合はすべてが朱色の食器で、女の子の場合は内側は朱色で外側が黒色の食器です。そして、食器に盛った料理を乗せるお膳は家紋入りのものを準備し、箸は両端が細くなっている祝箸を準備しましょう。

ただ、これらの食器やお膳はお食い初めの時に使うだけで、すべて揃えるとなると費用もかかってしまいます。そのため、子供用の食器や自宅にある食器を使ってもかまいませんよ。

お食い初めの時の赤ちゃんの服装は、赤ちゃんが普段着ているロンパースなどでかまいません。お祝いなので、フォーマルなロンパースや着物に見えるロンパースなどのおしゃれな服を着せてあげるのもおすすめです。そして、大人の服装は、男性の場合はスーツにネクタイ、女性はスーツやワンピースが相応しいと言えます。

自宅でお食い初めを行う場合の服装はスーツでなくてもかまいませんが、スウェットなど普段着過ぎない服装にしましょう。どんな服装がよいかは、両家の親とも相談してから決めると安心ですね。

(赤ちゃんの服については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃん・新生児の服サイズ選び!季節別に気をつけたいポイントは?

歯固め石

お食い初めには、歯固め石というものも準備する必要があります。石は、尖っておらず丸みのある石を使います。歯固め石を使うことで「赤ちゃんの歯が石を噛めるくらい強くなる」という願いを込めているのです。そのため、お膳の上に料理と一緒に並べられる歯固め石は、お食い初めに欠かせないものの1つだと言えます。

歯固め石として使う石は、神社で配布している石を貰ったり、通販で購入することもできます。もちろん、河原や神社などで拾った石でもよいですが、きちんと洗浄や煮沸消毒をしてから使いましょう。

お食い初めのやり方!食べる順番は?

お食い初めのやり方は、料理に触れた箸を赤ちゃんの乳歯や歯茎につけていきます。このやり方を1つ1つの料理に行うだけです。そして、このやり方を行うのは、赤ちゃんと同じ性別の人の中で1番年上の人になります。「長寿にあやかる」という意味が込められているため、このやり方で行われるのです。

料理を食べる順番

お食い初めの料理を食べる順番は「ご飯、汁物、ご飯、おかず」という流れが基本となり、おかずを変えて3回繰り返します。おかずの順番は、1回目が魚で2回目が煮物、3回目が香の物です。つまり、お食い初め料理を食べる順番は、ご飯で始まって香の物で終わるということになります。

そして、すべての料理を食べさせる真似をしたら、料理のやり方と同じように歯固め石に箸をつけて、その箸を赤ちゃんの乳歯につけます。この歯固め石までの流れが、お食い初めの儀式となるのです。

お食い初めで赤ちゃんをお祝いしよう!

お食い初めの時期ややり方などを理解し、その通りに行うことは大切なことです。ただお食い初めは、赤ちゃんの成長を喜ぶとともに、これからの成長を願うことでもあります。その気持ちがあるということが大切なので、古くからのやり方を踏まえつつ、自分達らしいやり方で赤ちゃんにとって一生に1度の百日祝いをお祝いしてあげましょう。