断乳・卒乳後はおっぱいのケアが必須!乳腺炎予防や乳房の張りの解消法を紹介!

【医師監修】断乳・卒乳をしたら、ママはおっぱいケアが大事!早めのケアを行いましょう。断乳・卒乳後のおっぱいの正しいケア方法や、乳房の張り・痛みの解消法を紹介します。また、断乳・卒乳後に乳腺炎になった場合の症状と予防法を紹介するので、参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 断乳・卒乳後のおっぱいはどうなる?ケアは必須?
  2. 断乳・卒乳後のおっぱいケアの方法!乳房の張り・痛みの解消法は?
  3. 断乳・卒乳後に乳腺炎になった時の症状
  4. 断乳・卒乳後の乳腺炎を予防する方法
  5. 断乳・卒乳後のケアは病院を受診するのも手段の一つ
  6. 断乳・卒乳後のケアはしっかりしよう
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断乳・卒乳後の乳腺炎を予防する方法

イラストレーター

20代

私は乳腺炎対策をとくにしないまま卒乳しました。卒乳した次の日にはあっという間に胸が張り、カチコチになりました。その後寒気と発熱があり、対処法をいくつか試しましたが、解決せず病院でマッサージしてもらいましたよ。早いうちからのケアが大切だと実感しました。

乳腺炎の症状は辛く、悪化すると自分では対処が難しくなります。できれば事前に予防しておきたいですよね。乳腺炎の予防方法をいくつかご紹介します。

マッサージ

医学的な根拠は証明されていませんが、経験的に「胸のマッサージをすることで母乳が乳腺につまるのを防ぐことができる」といわれています。直接的な効果がなかったとしても、乳房をマッサージすることが乳腺の詰まりを見つけるきっかけになるかもしれませんね。

乳房マッサージをする場合、まずは胸を上下左右にゆっくり大きく揺らしましょう。その後胸をゆっくり揉みます。強い力を加える必要はないので、全体的にほぐすように、あらゆる角度から揉んでみてください。

すでに痛みがある状態なら、自身でのマッサージは控えたほうがいいでしょう。マッサージをすることで痛みを感じるおそれがあります。もしマッサージの最中に痛みを感じたら、マッサージは中断しましょう。

入浴を短くする

断乳・卒乳を始めてすぐは、入浴は短めにしておきましょう。シャワーだけで済ませたりするのも効果的です。ゆっくり入浴することで血行がよくなると、母乳の分泌量が増えやすくなります。断乳・卒乳を始めて3日間ほどは控えたほうがいいでしょう。その後は、胸の張り具合を見ながら、入浴時間を延ばしてみてください。

短い入浴であれば、リラックス効果が期待できるので、おすすめです。

断乳・卒乳後のケアは病院を受診するのも手段の一つ

主婦

30代後半

私は以前乳腺炎になったことがあるので、子供の卒乳が不安でしたが、時期的に卒乳させました。張りもそこまでひどいというほどではありませんでしたが、ケアについては病院に相談しましたよ。私の状態も子供の様子も細かく相談できるので安心できました。

赤ちゃんの断乳・卒乳をした後におっぱいケアをしてもなかなか母乳の分泌量が減らない場合もあります。母乳の量に関しては個人差が大きいので、断乳・卒乳後に母乳の量が減らなかったとしても心配はいりません。ただ、ケアを続けるのも大変ですし、胸の張りが続くとつらいですよね。

そんな時には、気軽に病院を受診しましょう。個人の状況や状態にあったケア方法を教えてくれますし、薬を処方してもらえる場合もあります。乳腺炎は悪化してしまうと、症状も辛いですし、病院での治療が必要になります。まだ赤ちゃんが小さいうちから病院に通うのは大変ですよね。早めに病院に通うのも立派なおっぱいケアです。

不安なことがあれば、我慢せずに病院を受診してみましょう。

(マタニティブルーズの症状については以下の記事も参考にしてみてください)

マタニティブルーズ・産後うつの原因は?予防法はある?症状をチェックしてみよう

断乳・卒乳後のケアはしっかりしよう

断乳・卒乳時には、赤ちゃんの様子が気にかかり、ついついママのことを後回しにしがちです。しかし、乳腺炎になったときのリスクは大きく症状も辛いので、早めの対策を心がけてケアしておきましょう。こまめなケアは負担に感じることもありますが、それによってトラブルを回避できた場合のメリットは大きいですよ。

症状が悪化した場合や、気になる症状があるときには、早めに病院を受診しましょう。断乳・卒乳を考え始めたら、おっぱいケアへの意識を持ちましょう。

渡邉恵里

小児科医

急な断乳にならないよう、少しずつ計画を立てて、無理のないよう進められるといいですね。