母乳育児もげっぷは必要?出し方のコツや授乳中に寝落ちした時の対処法も!

【医師監修】赤ちゃん・新生児の授乳後にげっぷをさせる理由をはじめ、母乳育児はげっぷが不要なの?という疑問について紹介します。げっぷをさせる方法とコツや寝落ちした時、げっぷが出ない時、げっぷが出る前に母乳を吐いてしまう時の対処法や先輩ママの【体験談】も紹介します。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃん・新生児の授乳後にげっぷをさせる理由は?
  2. 母乳育児はげっぷが不要?ミルクは必要?
  3. 赤ちゃんにげっぷをさせる方法とコツ
  4. 赤ちゃんが授乳中に寝落ちした時はどうする?
  5. 赤ちゃんのげっぷが出ない時は?
  6. 赤ちゃんがげっぷする前に吐き戻す理由や対処法は?
  7. 母乳育児のげっぷに関する体験談
  8. 母乳育児は無理にげっぷを出さなくて大丈夫

赤ちゃんや新生児が授乳後やミルク後に吐き戻しをすることが多い場合は、病気である可能性もあります。特に、吐き戻す際に苦しそうにしていたり、噴水のように口からミルクを吐き出す場合は要注意です。新生児に多い胃軸捻転症という病気の可能性があります。(※3)

病名を聞くと怖いと感じるかもしれませんが、手術などは必要なく自然と治ることが多い病気です。気になる症状がある場合は医師に相談するようにしましょう。

(赤ちゃんの病気については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのほっぺが赤いのは病気?原因は?乾燥したカサカサ肌と危険な症状の見分け方も

母乳育児のげっぷに関する体験談

ここからは、母乳育児のげっぷに関するママたちの体験談を紹介します。

男児のママ

30代後半

はじめての育児でした。うちの子は、母乳育児だったのですが飲みながら寝落ちてしまうことが多くてほんとうに苦労しました。げっぷが出ないと怖いので必ず授乳後はしばらく縦抱きで私はあまり眠れませんでした。結局、げっぷは出ないときは出ないんだと知りました。

授乳中に寝落ちしてしまう赤ちゃんは多くいます。また、月齢が上がればげっぷをしなくても過度に心配する必要はありません。なるべくげっぷはさせた方がいいですが、げっぷをさせるために背中をたたきすぎるのもよくないため注意しましょう。

1児のママ

20代後半

母乳が大好きな子ですぐおっぱいを欲しがるんですが、吐き戻すことが多くて悩んでいました。げっぷはしっかり出させているし、寝落ちることのないようしていたつもりです。医師に相談をしたところ、母乳の飲み過ぎが原因ではないかといわれ、はっとしました。適量って難しいですね。

赤ちゃんや新生児がげっぷの前に吐き戻してしまう場合は、母乳の飲み過ぎ以外にも胃軸捻転症という病気の可能性もあります。続くようなら早めに医師に相談しましょう。

2児のママ

30代前半

2人目です。「ミルクくれー!」と要求するわりにすぐに寝落ち…起こしてげっぷを出そうとするとギャン泣きでげっぷどころじゃない。吐き戻しをしてないかちょこちょこ様子見にはなりますが、タオルで少し右側に身体を傾けてあげる方法で乗り越えました。

タオルを背中にはさんで右側に傾ける方法は、月齢が高い赤ちゃんにはおすすめの対処法です。しかし、月齢が低い赤ちゃんや新生児の場合は、しっかりげっぷを出してから寝かせたほうが安心ですよ。

3児の母

30代後半

寝落ち常習者であった長女の授乳は、とにかく寝させないために名前を読んだり身体をゆすったりと必要以上に話しかけて眠くならないように工夫してました。授乳ってこんなに体力いるの?って感じでした。2人目の長男はそんなことなかったので赤ちゃんによると思います。

しっかりげっぷをさせるためにも、授乳の最中から赤ちゃんを寝かせないように工夫するのも大切ですね。また、母乳やミルクを飲む量、げっぷの頻度などは個人差があるため、それぞれの赤ちゃんに合わせた方法をみつけましょう。

母乳育児は無理にげっぷを出さなくて大丈夫

授乳の場合はミルクよりも空気が入ることが少ないといわれています。なるべく、げっぷはしたほうがいいですが、背中をトントンしたりさすってもげっぷが出ない場合は無理にげっぷを出さなくても大丈夫です。吐き戻しをしていないかなど様子を見守りましょう。