卒乳の仕方は?時期の目安はいつ?自然な方法・進め方や、胸のケアまで紹介!

【医師監修】卒乳のきっかけ・理由や、時期の目安を紹介します。自然な卒乳方法と計画的な進め方コツ・注意点や、先輩ママたちの体験談をもとにした卒乳方法も見てみましょう。卒乳後のおっぱいケア方法の仕方や、ポイント・注意点もありますので参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 卒乳はいつした?きっかけ・理由は?
  2. 卒乳する時期の目安はいつ?
  3. 自然な卒乳方法と計画的な進め方のコツ・注意点
  4. 先輩ママの卒乳方法を体験談で紹介
  5. 卒乳後のママ・赤ちゃんのケア
  6. 卒乳後のおっぱいケアの仕方は?
  7. 卒乳に関するQ&A
  8. 卒乳は理解してから始めよう!

ライター

30代前半

1歳4ヶ月のころ高熱を出し病院に行きました。すぐに熱は下がったのですが、1週間後にまた高熱が。病気はアデノウィルスでしたが、その時にした血液検査で息子が「鉄欠乏性貧血」になっていることがわかりました。

息子は大のおっぱい好き。おっぱいで満足してしまい、あまり離乳食を食べませんでした。このことが鉄分不足の原因になっていることをていねいに説明してくださった担当医と相談しながら、徐々に授乳の回数を減らしました。少しずつ離乳食も増やしていきます。

おっぱいに満足してしまうと離乳食が進まず、鉄分の摂取が不足してしまいます。お腹にいる時に母体からもらった鉄分は成長と共に減少しますが、成長に必要な鉄分は増えてしまうため、食事から摂取しなければいけません。母乳に含まれる鉄分はわずかですので、離乳食をしっかりと食べてもらう必要があります。

母乳育児が体の負担に感じた

良い母乳を作ろうとすると、健康的な生活習慣を心がけ、バランスの良い食事をしなくてはいけません。長期間になると疲れたりストレスに感じたりするママもいます。子供の成長は嬉しいものの、大きくなった子供の体は、ママにとって肉体的な負担になることもあるでしょう。

専業主婦

20代後半

食事内容に気をつけているつもりでも、3度の食事すべてを理想通りにすることは難しく、とてもストレスになりました。子供も大きくなり、膝にのせて授乳することも体の負担でした。上半身に痛みがでてつらくなり、1歳すぎるころに卒乳しました。

授乳生活を幸せに感じられているうちはかまいませんが、生活の中で我慢することを苦痛に感じているならば、改善を考えてみるものひとつの方法でしょう。授乳だけが赤ちゃんとのスキンシップではありません。

子供がおっぱいを欲しがらなくなった

卒乳をしようと準備しなくても、自然と子供のほうからおっぱいを欲しがらなくなることもあります。

中学生の母

40代前半

離乳食の進みが順調で、1歳すぎには寝る時の添い寝授乳だけになっていました。ある日、寝る準備を整えていたところ、すでに娘がソファで寝てしまいました。ゴロゴロしているうちに寝てしまったようです。その日を境に、寝る前のおっぱいを欲しがらなくなりました。

卒乳を考えていなかったところ、急におっぱいを飲まなくなってしまう赤ちゃんも少なからずいるようです。しっかりと離乳食を食べて栄養がとれていれば、自然とおっぱいを卒業しても困ることはありません。寝る時のおっぱいも、赤ちゃんにとってはやすらぎのひとときだったのでしょう。

離乳食で十分満たされるようになった

1日3回の離乳食をしっかりと食べるようになったことで、卒乳を考えるママもいるでしょう。

パート主婦

30代前半

生後5ヶ月になったその日から離乳食をさっそくはじめましたが、とても興味を持って何でも食べてくれるようになりました。こちらが意識的に減らさなくても、食後の母乳やミルクの量が減っていき、1歳を迎えるころには欲しがらなくなったため、そのまま卒乳となりました。

離乳食を食べ始めると、いろいろな食べ物に興味を示す赤ちゃんもいるでしょう。最初は栄養面なども考え授乳やミルクを続けるママもいますが、1歳くらいを目安に卒乳し、食事の量を増やすという卒乳の仕方があります。

乳首を噛まれて痛かった

味や出る量に不満があるのか、授乳中に乳首を噛まれたことがきっかけで、卒乳したママもいます。

3歳児の母

30代前半

母乳の出が悪かったのか、味が美味しくなかったのか、乳首を噛まれる回数が増えてしまいました。歯も生えてきたので傷になったこともあり、授乳がつらくなりました。卒乳させたかったので、離乳食に興味をもってもらえるように食事作りを工夫して自然と卒乳しました。

歯が生え始めた赤ちゃんにおっぱいを噛まれると痛いです。切れてしまう人もいるでしょう。おっぱいを吸う力も強くなるため、傷になるとつらいですね。おっぱいが傷つき、仕方なく授乳生活を断念してしまうこともあります。